ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

志摩力男_グローバルFXトレード
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

リスク回避にあまり反応しない為替相場、
雇用統計だが米国株の動向を注視!

2014年08月01日(金)15:32公開 (2014年08月01日(金)15:32更新)
持田有紀子

【副業FXで勝つためのメルマガ】田向宏行さんのFXメルマガは儲かるのか? ダウ理論の転換トレードで検証したらこうなった!

 アルゼンチンのデフォルトが予定通りに確定したのに関わらず、昨日のアジア時間では反応薄であった。まったく恐怖感やリスク回避の必要性を感じていないかのような状態だったのだろう。日本株の下げはあくまでも前日の米国株の下げにつれたものであり、下げ幅の不十分。そして為替相場でも円安のままだった。ドル円は102円台の後半で張り付いているし、ユーロ円も下がらなかった。

 地政学的リスクでも何でもなかったので、いまさらわかりきった債務不履行くらいではわざわざポジションを変更する必要もないといった感じだ。たしかにアルゼンチンは2001年にデフォルトして、その後は国際マーケットからは締め出された格好になっていて、海外勢は新規のエクスポージャーを増加させてはいない。だからリスクは少ないのだという解釈も成り立つ。

 欧州時間に入ると、そうした見方が誤っているのが判明した。欧州株が下げ幅を拡大。それに連れてグローベックスでの米国株も大幅安に。私はこれを見て、リスク回避が激しく起こるだろうと確信。速攻でユーロ円を137.66で売っていった。アジア時間にノンビリしていた分だけ、かなりの下げが期待できるかもしれない。先日の安値である136円台のミドルなんか素通りして、133円台あたりまで言ってもおかしくはない。後は株価の下げ具合だけだ。

 先月に問題になったポルトガルのBES銀行の株価が半分になっているらしい。こうした欧州不安もリスクオフを加速させた。米国株がすでに大幅安になっているので、ニューヨーク序盤の経済指標はまったく無視された。そうした大きな変化が外部環境で見られているのに、ユーロ円の下げは137.50あたりまでだ。まったく言ってよいほど、落ちていない。相変わらず私のコスト近辺でウロウロしているのみ。たいへん持ち心地が悪いものがある。

 米国株はグローベックスそのままで、前日比で大きく値を下げて始まった。それでも為替相場は動かなかった。22時45分のCAPMを期待でもいるのだろうか。米国債は昨日のGDPが良かったのを受けて下げ続けてのスタートだったが、米国株の状況を見て、完全に元のレベルまで押し返されている。つまり質への逃避だ。

 しかしながら為替相場だけが鈍感なのは、まったく不自然案状態で放置されているのも同然にように見える。でも現実に動かないものはしかたがない。ユーロ円をそろそろ買い戻したくなってきた。もう同値でもいいといった感じだ。

 景況指数は予想を下回った。それでもユーロ円の下げはスピードが出ない。やっと自分のコスト近辺まで下がってきて、ポジションをクローズできた。なんとも面白くないポジショニングであった。これだったら連日のユーロドルの下げで遊んだほうがよかった(涙)。

 ニューヨーク時間では株価の下落は止まらなかった。戻しらしい戻りも作らずに、ストレートに下げた。久しぶりに素直な下げ方であった。それでも為替相場はリスク回避に引きづられなかった。ドル円は102円台の後半、ユーロ円も137円台の後半である。動かなかったのは残念だが、外部環境を考慮して、やはりまだショートで攻めていかないといけないのであろう。

 さて今晩は雇用統計。先日のADPの民間調査では予想を下回ったこともあって、あまり良い数字が出なくても驚かないという状態になっている。就業者数は20万人の増加を下回って来ない限り、「悪い」といってマーケットが反応することはなさそうだ。昨日の大幅株安の後の、反発はあり得るのかどうかのほうが重視されることになりそうだ。


日本時間 15時15分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年11月5日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

GMO外貨[外貨ex]
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
キャンペーンおすすめ10 田向宏行 ザイ投資戦略メルマガ
キャンペーンおすすめ10 田向宏行 ザイ投資戦略メルマガ
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る