スコットランド独立の住民投票で、否決されるだろうというのが大方の見方となってきて、それがマーケットのリスクテークの材料になっている。リスク性の高いもの、すなわち株価は大きく上昇を続けており、為替相場ではポンドの上昇が際立ってきた。これを材料視するのは構わないが、ここまで伸びてきたものが、まだ上昇の余地があるのかどうかが問題だ。短期的なショートカバーが一巡したら、今度は反転する可能性を秘めている感じがしないでもない流れだ。
昨日の欧州序盤では、そうしたリスクテークの勢いが強まった。住民投票が実際に始まっても、独立反対が大勢を占めることで観測は変わらず、欧州株は大きく上昇。しかるにユーロ円も堅調である。アジア時間に108円台の後半まで攻め込んだドル円も堅調だ。押し目を狙う動きも強いが、まったく押さない。アジア時間での高値が108.85あたりまでだったので、私はいつものように40ポイントのディップを狙った。
というのも、ドル円は40ポイントまで押すのがせいぜいだという展開を今月に入ってから繰り返しているからである。108.50割れを拾おうと考えていたのだが、そこまでは十分に押しきれなかった。アメリカの経済指標までには買っておきたいと思っていたので、あきらめて108.66で買ってロングにした。
住宅着工の結果が出る前に、ドル円が上がってきた。上がってくると、もう指標期待で含み益を飛ばすのが嫌になってくる。指標で勝負するならば、結果を見てからまたポジションを作り直せばいいだろうという理屈をつけて、利食い千人力に励んだ。そして指標が出た後は108.95あたりまで高値を拡げることになったが、そこは109円台を目前にして、すぐに押し返された。
まあ高いところは買わなくてよかったと後づけとしては思うものの、それでも108.75あたりまでズルズルと下がってくると、今度は買いづらい。形式的には40ポイント修正の108.55アラウンドを待つこととなる。次にフィリー指数が出て、ドル円は108.60あたりまで下がってきた。ビッドを入れようとして構えていたのだが、またここで買えなかった。
しかたなく108.72で購入。アジア時間の浅野レベルから見ると、とんでもない高いところで買っている。これから寝ることも考えて108.55で売りのストップ注文だけをプレースしておく。利食いのオファーは置かずに、朝になれば109円台になっていないかあと虫の良い考えをしながら寝た。
朝になっても、あまり上がっていなかった。米国株は歴史的な最高値を更新してきているというのに。スコットランドを材料にしてのドル円の上昇もここまでなのか。とりあえず108.77でポジションをクローズした。すると東京市場ではやはり住民投票の結果予測に注目が集まり、それまでかなり買い進まれてきているドル円も再び買われ、ついに109円台へ。
そのままストップロスを誘発して、ドル円109円台のミドルまで上昇した。日本株も高値追い。日経先物は今年の年初につけた高値である16400円まで、あと100円のレベルまで戻しきった。私は午前中に外出しないといけなかったので、手を出す機会に恵まれなかった。まあ、手を出したからと言って、必ず儲かるわけでもないのだが…。
さて14時過ぎにスコットランドの結果は判明した。ポンドも昨日から全面高となっており、ポンドドルは200ポイント以上も上昇している。しかし結果は予想通りということになるので、やはりその後の反動には要注意となるだろう。
日本時間 15時30分
【2024年12月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開! | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼ |
|||
【総合2位】 SBI FXトレード | |||
SBI FXトレードの主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.18銭 | 0.3pips | 1通貨 | 34ペア |
【SBI FXトレードのおすすめポイント】 すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。 |
|||
【SBI FXトレードの関連記事】 ■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼SBI FXトレード▼ |
|||
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 | |||
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり) |
1000通貨 | 30ペア |
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】 業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。 |
|||
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】 ■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼ |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)