9月24日(水)■『ドル買いが優勢な流れの行方』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ドル買いが優勢な流れの行方』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分：米)新築住宅販売件数
・24時30分：米)2年物価連動債入札
・26時00分：米)5年債入札
に注目が集まる。

米国以外では、
・07時45分：NZ)貿易収支
・09時00分：豪)景気先行指数
・17時00分：独)IFO景況指数
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・日本が休場明け
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(23日・2年債、24日・2年物価連動債＆5年債、25日・7年債)
・ドル買いが優勢な流れの行方(米国の早期利上げ観測などが要因)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の金融政策への思惑
・主要な株式市場の動向
・欧州の金融政策への思惑
・地政学リスク(対イスラム国、シリア・イラク情勢など)
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度(リスク選好orリスク回避)
・中国の景気動向への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
・日本の金融政策への思惑
などの要因が重要。


★★★

本日は、日本が休場明け。

米国の経済指標の発表は[米)新築住宅販売件数]がメインで、[米)2年物価連動債入札]と[米)5年債入札]も行われる。

米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札状況は米国の長期金利に影響を与えやすい。

先週の為替相場は、FOMC結果発表を受けて更にドル買いが加速した。ドル円は直近高値を、ユーロドルは直近安値を更新した。

今週の為替相場は、先週末とほぼ同レベルでスタートした後は、ドル円もユーロドルも方向感のない揉み合いとなっている。

最近の為替相場は、ドル買いが優勢な流れの行方(米国の早期利上げ観測などが要因)、米国の金融政策への思惑、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、欧州の金融政策への思惑、地政学リスク(対イスラム国、シリア・イラク情勢など)などが主な焦点。
本日は特に、ここまで大きく加速してきたドル買いが優勢な流れが今週も継続・加速するのかどうか見極めながら、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、注目度の高い米国の経済指標の発表での影響にも注意したい。
また、米国や湾岸諸国がシリアへの空爆を開始しており、地政学リスクでの影響も気になるところ。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・07時45分：NZ)貿易収支
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい

・09時00分：豪)景気先行指数
→発表での豪ドルへの影響は大きめ

・17時00分：独)IFO景況指数
→発表でのユーロへの影響は非常に大きい。欧州の経済指標の中でも1，2を争う注目度と市場影響度を誇る。時間的にも欧州勢が動き出すキッカケとして注視

・23時00分：米)新築住宅販売件数
・24時30分：米)2年物価連動債入札
・26時00分：米)5年債入札
→本日の米国のイベントは、米国の経済指標の発表は[米)新築住宅販売件数]がメインで、[米)2年物価連動債入札]と[米)5年債入札]も行われる。
本日は特に、ここまで大きく加速してきたドル買いが優勢な流れが今週も継続・加速するのかどうか見極めながら、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、注目度の高い米国の経済指標の発表での影響にも注意したい。
また、米国や湾岸諸国がシリアへの空爆を開始しており、地政学リスクでの影響も気になるところ。


■9月22日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル買いが優勢な流れの行方(米国の早期利上げ観測などが要因)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度(リスク選好orリスク回避)
▼中国の景気動向への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の金融政策への思惑
▼シリア・イラク情勢(対イスラム国、地政学リスク)
▼ウクライナ情勢(地政学リスク)
▼パレスチナ情勢(地政学リスク)
▼今週(9/22～)に→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼来週(9/29～)に→欧州の金融政策発表が予定されている(議事録公表はない)
▼[米)FOMC結果発表]明け(17日)
▼[G20財務相・中央銀行総裁会議]明け(20日・21日開催)
▼来週に[欧)ECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見]を控える
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(23日・2年債、24日・2年物価連動債＆5年債、25日・7年債)

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9月24日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・日本が休場明け ・南アフリカが祝日で休場 ・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(23日・2年債、24日・2年物価連動債＆5年債、25日・7年債)
07:45		NZ)貿易収支	◎	-11.25億	-6.92億
09:00		豪)景気先行指数	○	-	+0.4%
10:30		豪)RBA金融安定報告	△	-	-
17:00		独)IFO景況指数	◎	105.8	106.3
		↑・IFO現況指数		110.2	111.1
		↑・IFO景気期待指数		101.2	101.7
23:00		米)新築住宅販売件数	AA	43.0万件	41.2万件
23:30		米)週間原油在庫	B	-	+367.3万
24:30		米)2年物価連動債入札	BB	130億ドル
25:05		米)メスター：クリーブランド連銀総裁の発言	B	要人発言
26:00		米)5年債入札	BB	350億ドル
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

羊飼いの都合により、9月15日～9月26日の戦略コメントはお休み

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