週明けの月曜日には121円台の後半まで上値追いをしていたドル円だったが、中国株の急落やギリシャ不安などの高まりで、ドルの上値は着実に切り下がってきている。まずは121円ちょうどが重くなってしまい、121円台に乗せなくなる。次か120円ちょうどが重くなって、戻らないとなったら急速にドル売りのフローを集めてしまう。そして昨日は119円台から離れていくのかどうかが見ものだった。
昨日のアジア時間では119円台の後半まで攻め込んだ後に、ランチタイムからの大きな売りを浴び、ドル円は1円今日の急落を演じた。その後の戻しは119円台の中盤まで。やはり戻し高値はきっちりと切り下がっている。そして欧州序盤で119円台のミドルまで戻ってきたので、逆張りにはなるが、私は119.31でショートにしてみた。
今週に入ってから乱高下に近い状態が続いている。だから狙う値幅も大きめに取る。50ポイントは望まないといけないだろう。損切りの目安はその半分で25ポイントにする。大きめの値幅で勝負しようというのだから、ポジション量はやや抑える。大きく動くからといって、損も大きく出してよいということにはならないからだ。
しかし欧州時間ではドル円はなかなか119円ちょうどを割り込まなかった。かなり待たされて、ようやくドル円が118円台に突入するも、下げに勢いはない。すでに何回もやっているゾーンなので、投げ売りしないといけないポジションも少ないのだろう。下がるとしたら前日と同じで、米国株が始まってからか。まだ時間があるので、私は一度118.98で買い戻して、待つことにした。
ドル円は119円ちょうどあたりでウロウロしながらの米国株スタート。グローベックスセッションで米国株はすでに下げていたが、さらに一段安しての始まりとなった。私も安心してドル円を118.88で売っていった。これならば買い戻さなければよかったのにとは思えるが、リスクコントロール上、仕方がない。するとドル円は118.50近辺まで下がってきた。原油相場の下げも効いているらしい。
OPECの石油需要見通しが下方修正されたからだが、本来ならば原油価格の下げはドル買い材料になる。しかし60ドル台前半まで下がってくるとリスク回避の動きを誘うこととなった。株安要因なのだからリスク相場的には円買いになってしまうのだ。それでドル円やユーロ円も下げ圧力にさらされている。
しばらく下げ止まっていたのを我慢して、118.50を下抜けしたところで、買い戻した。118.30を割れた直後に、急速にメクリ上げられたからで、118.46で買い戻すのがやっとだった。私はこの後、寝てしまったが、ニューヨーク時間の午後から117円台にも突入している。
今日の東京オープンでは珍しく、ドル円が下攻めで始まった。これで昨夜の安値である117.71を下回って、117.46まで安値を広げている。今晩は小売売上高がある。年末商戦の出足が悪かったこともあり、今回の数字が良ければ盛り上がる契機にもなるのにと、一部の期待を集めている。しかしドル円の短期下げトレンドは変わりかもしれない。すでに118円台の中盤が戻りの目安となっている感もある。ドル円の戻り売りのスタンスで臨むべきであろう。
日本時間 15時20分
【2024年12月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開! | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼ |
|||
【総合2位】 SBI FXトレード | |||
SBI FXトレードの主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.18銭 | 0.3pips | 1通貨 | 34ペア |
【SBI FXトレードのおすすめポイント】 すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。 |
|||
【SBI FXトレードの関連記事】 ■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼SBI FXトレード▼ |
|||
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 | |||
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり) |
1000通貨 | 30ペア |
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】 業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。 |
|||
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】 ■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼ |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)