原油相場の下落で大きく反応して始まった今週のマーケット。リスクオフからの円の買い戻し圧力の増大、そしてドルの利上げ期待からのドルの買い。これらの要因でユーロドルはマド空けの状況を維持したまま、進捗している。アジア時間では窓埋めを狙っての買い戻しが優勢となったが、1.2000には届かず。
先週末から飛んで始まったギャップは埋めきれなかった。私も埋まらないものと考えてユーロのラリーを狙っていたのだが、売りそびれた。欧州序盤ではまた下げ始めたので、1.1950を割り込んできてからは突っ込んでも売ろうという意見に変わった。
なんとか1.1938で売り込んでみたのだが、私が売るとそこで相場の下げは止まってしまった。1.1925あたりまで下げるのがやっと、後に待つのはショートカバーだ。私もなんとか同値で逃げるのがやっと。それでもユーロドルがベアであることには変わりはない。またの売り場探しといくしかない。
欧州市場では原油相場が軟化。50ドル台で推移していたものが、48ドル台まで下落。こうなってくると前日と同じ展開が現出されるのではないかという思いが湧いてくる。株価はまだ明確に反応してはいなかったが、リスク回避の動きが強まることを期待して、ドル円を売っていった。
ちょうどドル円が119円ちょうどを割り込むところでもあったので、タイミングとしてはよかった。今度はしっかりとポジションをホールドしようと決意。25ポイントのアゲインストまで耐えて、その代わりに利益は2倍の50ポイントを狙うことにした。
しかしニューヨークオープンまではダイナミックな動きはなし。私は翌早朝に出かけないといけない用事を抱えていたので、OCO注文だけ出しておいて寝た。ニューヨーク時間では米国株は強く始まったが、原油価格が47ドル台まで突っ込んで、マーケットのムードは悪化した。しかもアメリカの経済指標は軒並み悪かった。ドル円は118円台の前半まで下げて、私の利食いもダンになっていた。
そして今日。原油価格は昨年来の安値をも下回ってくる局面もあり、今週に入ってからの外部環境の流れに変化は見られない。したがってドル円もユーロドルもまだ戻り売りスタンスで臨むしかなさそうだ。夜にADP指数なども出るが、影響はなさそう。
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