先週の金曜日は、ドル円の上昇が目立つ形となった。なぜならアジア時間では日本株は安値攻めが続いたからである。株安の状態でもドル円はなかなか腰の強い動き。あまり下がらないで、どちらかというと上がってきている。だから値幅はそれほどもでなかったのだが、ドル円が強いように見えてしまったのだ。
そして欧州序盤では119円台の後半で始まったドル円だったが、ちょっと買ってみてもいいかなという気持ちになってきた。私も119.78で買ってみた。後はユーロドルでも下がってくれれば、それがドル高の背中を押すのではないかと思われた。
ユーロドルは1.12台でステイしており高値攻めはするのだが、大きくは動かない。ロンドン時間までは30ポイントほどのレンジ内にとどまった。メーデーで欧州の大陸のほうがほとんど休みなので仕方がないといえばそれまでだが、一方でポンドのほうは下げがきつい。
ポンドドルは200ポイントも下がってきており、まだ下げ足りないようでもある。単にイギリスのPMIが悪かったというだけでもないだろう。短期的にここ2、3日で欧州通貨のロングが溜まってしまったということもあるのだろう。後はユーロドルにも伝染してくれればよいのだが…。
するとドル円が120円台に乗せてきた。あまりにも下がらないドル円だったので、しびれを切らして買い戻しを急がされた人々もいたようだ。私は120円割れで投げ売りのストップ注文を置いておいたのだが、夜中に寝ている間も損切りはついていない。今も持ち越しているが、ロスカットは同じレベルで出したままだ。
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