先週末の日銀の会合からずっとドル円の重さが目立っている。昨日もドル円は軟化し、120.73まで安値をつけた。これは前日の安値を下回ってくるものだった。確かにその後に値を戻したりするのだが、なかなか追いかけて上値を買っていく動きにはつながらない。
原油相場は落ち着いているが、はっきり言って安値圏での張り付きのままである。新安値をアタックはしないものの、安いことに違いはない。これが現状のマーケットの不安要因である。
いつでも再度の下値攻めもありうるわけで、そうなるとマーケットのムードも一変してしまう。再びロシアやトルコの通貨安が促され、それがマーケット全体のリスクオフにつながるのである。
今年ももう残りわずかであり、マーケットの材料も少ない。しかしリスクのありようについては目を離せない。私も休みモードではあるが、値動きは注視しているところだ。
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