昨日の欧州序盤で、ドル円は113円ちょうどにワンタッチ。しかしこれだけ攻め立てて乗せ切れなかった113円台だけに、そこで売りたがっていたプレーヤーの売りものが続出した。ドル円はオファーに阻まれ、徐々に値段を切り下げてきた。
このような値動きをしてしまうと、多くがドル円をショートに構えようとする。そして113円台乗せのところに買い戻しのストップロスが大量に並ぶことになる。私も112.88でショートに振ってみて、それを113.03で買い戻すことで設定した。
ニューヨーク勢が参入する頃になっても、ドル円の重さには変わりがなかった。確かに重いのだが、値幅は小さいし、スピードも緩慢。週末にイースターを控えているので、値動きが鈍くなるのも仕方のないことではあるのだが。グローベックスでは米国株も狭いレンジながらも、重い足取りとなっている。
ニューヨーク序盤ではドル円が112.40あたりまでしか差し込まなかった。前日も112円台の前半で下サイドは止められていることもあり、特に大きな材料もない状態ではここまでかという雰囲気が醸し出される。
私も逃げ準備をしながら米国株のオープンを待ったが、112.55を超えてきた段階でポジションをクローズした。後は朝になるまでにドル円は再び112円台の後半にまではね返されている。
今日はユーロッパもアメリカもすべて休みである。クリスマスに次ぐくらい、市場の参加者がいない一日となる。基本は紛争やテロでも起こらないと為替相場も、早々に夕方からでも動かなくなってしまう可能性が高い。
したがって私も十分に休養を取ろうと思っている。いうまでもなく月曜日も欧州はイースター休みを続けているので、本格的に相場が動きだすのは月曜日のニューヨーク時間からとなる。
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