本日の為替相場の焦点は、『先週に強まったドル売りの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)10年債入札
に注目が集まる。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
米国以外では、
・08時50分:日)第1四半期GDP【二次速報】
・時間未定:中)貿易収支
・10時30分:豪)住宅ローン貸出
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:加)住宅建設許可
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・翌8時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・英国のEU離脱に関する国民投票(6月23日を予定)への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・日本の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・中国の景気動向への思惑
・日本政府・日銀による為替介入への思惑
などが重要。
★★★
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)週間原油在庫]と[米)10年債入札]が予定されている。
今週の為替相場は、週初から円売り・ドル売りの流れが優勢となってドル円はジリジリと107円台に乗せ&ユーロドルは底堅く1.13半ばでの揉み合いと なった。その後、イエレンFRB議長の発言を受けて乱高下した後は、ドル円は107円台で&ユーロドルは1.13台で推移している。
本日は、先週に強まったドル売りの流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、米国の金融政策への思惑や金融当局者や要人による発言による影響にも注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)第1四半期GDP【二次速報】
→発表での日本円への影響は大きなモノになりやすい
・時間未定:中)貿易収支
→一時よりも注目度及び影響度が強まっているが、発表での金融市場全体への影響に注視したい
・10時30分:豪)住宅ローン貸出
→発表での豪ドルへの影響は大きなモノになりやすい
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
→発表での英ポンドへの影響は大きなモノになりやすい
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:加)住宅建設許可
→発表でのカナダドルへの影響は大きなモノになりやすい
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)10年債入札
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→先週末に米雇用統計の悪い結果を受けて高まった不安は、週明けのイエレンFRB議長の発言での影響で急激に解消つつあるが、同時に為替相場は方向性を失った状態
引き続き、先週に強まったドル売りの流れがどうなるかが重要
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に注視したい
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・翌8時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見
→サプライズがあってもなくても、今後の金融政策への思惑でNZドルが大きく動くキッカケになりやすい
■6月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル・円・ユーロの方向性
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼英国のEU離脱に関する国民投票(6月23日を予定)への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の為替介入に対する思惑
▼今週(6/6~)→ニュージーランドとオーストラリアの金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼来週(6/13~)→日本、スイス、英国、米国の金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明け
▼[米)雇用統計]発表明け
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
▼15日に[米)FOMC金融政策発表]を控える
▼16日に[日)日銀金融政策発表]を控える
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6月8日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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- | ||||||||||||||
07:45 | NZ)第1四半期製造業売上高 | × | - | -1.9% | ||||||||||
08:50 |
日)第1四半期GDP【二次速報】 [前期比/前期比年率] |
○ | +0.5% | +0.4% | ||||||||||
+1.9% | +1.7% | |||||||||||||
↑・名目GDP【二次速報】 | +0.6% | +0.5% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【二次速報】 | +0.9% | +0.9% | ||||||||||||
日)経常収支(国際収支) | △ | +23030億 | +29804億 | |||||||||||
日)貿易収支(国際収支) | △ | +9190億 | +9272億 | |||||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ◎ | +557.0億 | +455.6億 | ||||||||||
10:30 | 豪)住宅ローン貸出 | ○ | +2.5% | -0.9% | ||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.3% | ||||||||||
-0.4% | -0.4% | |||||||||||||
17:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | +0.3% | ||||||||||
-0.4% | -0.2% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | -0.1% | +0.1% | |||||||||||
-1.5% | -1.9% | |||||||||||||
18:30 |
南ア)第1四半期GDP [前期比年率/前年比] |
△ | -0.1% | +0.6% (+0.4%) |
||||||||||
-0.1% | +0.6% | |||||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -4.1% | ||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 18.90万件 | 19.15万件 | ||||||||||
21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | +1.5% | -7.0% | ||||||||||
23:00 | 英)NIESRGDP予想 | × | - | +0.3% | ||||||||||
米)JOLT労働調査 | C | 567.5万件 | 575.7万件 | |||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | A | - | -136.6万 | ||||||||||
26:00 | 米)10年債入札 | BB | 200億ドル | |||||||||||
翌 06:00 |
NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 2.25% 据え置き |
2.25% 据え置き |
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翌 08:00 |
NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
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戻り目でのショートを回転(18時時点の想定:戻り目・107円前半~107円後半で垂れたところをショート、利益確定は106円後半~107円前半で)
押し目でのロングを回転(18時時点の想定:押し目・1.13前半~1.13半ばで反発したところをロング、利益確定は1.13半ば~1.13後半で)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)