本日の為替相場の焦点は、『先週から強まっているドル売りの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・26時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・06時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・08時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見
・10時10分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・16時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
・17時30分:英)貿易収支
・21時30分:加)新築住宅価格指数
・24時15分:加)ポロズBOC総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・香港と中国が祝日で休場
・15日に[米)FOMC金融政策発表]を控える
・16日に[日)日銀金融政策発表]を控える
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・英国のEU離脱に関する国民投票(6月23日を予定)への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・日本の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・中国の景気動向への思惑
・日本政府・日銀による為替介入への思惑
などが重要。
★★★
本日は、香港と中国が休場で、[NZ)RBNZ政策金利&声明発表&ウィーラーRBNZ総裁の記者会見]と[欧)ドラギECB総裁の発言]が行われる。
また、来週の15日に[米)FOMC金融政策発表]、16日には[日)日銀金融政策発表]を控える。
米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)30年債入札]が予定されている。
今週の為替相場は、週初から円売り・ドル売りの流れが優勢となってドル円はジリジリと107円台に乗せ&ユーロドルは底堅く1.13半ばでの揉み合いと なった。その後、イエレンFRB議長の発言を受けて乱高下した後は再度ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は大きめに上下に振れながら106円半 ば~107円後半で推移し&ユーロドルはジリジリと上値を試して一時1.14前半まで上昇している。
本日は、先週から強まっているドル売りの流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や米国の金融政策への思惑、金融当局者や要人による発言による影響にも注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・06時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・08時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見
→サプライズがあってもなくても、今後の金融政策への思惑でNZドルが大きく動くキッカケになりやすい
・10時10分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→今後の金融政策への思惑でNZドルが大きく動くキッカケになりやすい
・16時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
→時間的に早出の欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・17時30分:英)貿易収支
→発表での英ポンドへの影響は大きなモノになりやすい
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・26時00分:米)30年債入札
→先週末の米雇用統計の悪い結果からの週明けのイエレンFRB議長の発言で金融市場の動きが錯乱して、非常に掴み難い状況が続いているが、ここに来て再度ドル売りの流れが強まっている。
引き続き、先週から強まっているドル売りの流れがどうなるかが最も重要
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に注視したい
新規失業保険申請件数での反応具合は、米雇用統計発表以降久しぶりのまともな経済指標のため未知数。ただ、敏感に反応する可能性が高いと考える
・24時15分:加)ポロズBOC総裁の発言
→発言内容次第
■6月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル・円・ユーロの方向性
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼英国のEU離脱に関する国民投票(6月23日を予定)への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の為替介入に対する思惑
▼今週(6/6~)→ニュージーランドとオーストラリアの金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼来週(6/13~)→日本、スイス、英国、米国の金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明け
▼[米)雇用統計]発表明け
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
▼15日に[米)FOMC金融政策発表]を控える
▼16日に[日)日銀金融政策発表]を控える
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6月9日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・香港と中国が祝日で休場 ・15日に[米)FOMC金融政策発表]を控える ・16日に[日)日銀金融政策発表]を控える |
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06:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 2.25% 据え置き |
2.25% 据え置き |
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08:00 | NZ)ウィーラーRBNZ総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +35% | +41% | ||||||||||
08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
× | -3.0% | +5.5% | ||||||||||
-1.8% | +3.2% | |||||||||||||
10:10 | NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
10:30 | 中)消費者物価指数 | ○ | +2.2% | +2.3% | ||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | -3.2% | -3.4% | |||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.4% | 3.5% | ||||||||||
15:00 | 独)貿易収支 | × | +228億 | +260億 (+262億) |
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16:00 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
17:30 | 英)貿易収支 | ○ | -111.00億 | -112.04億 | ||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.6% | -0.3% | ||||||||||
+1.5% | -2.0% | |||||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+2.1% | +2.0% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 27.0万件 | 26.7万件 | |||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫 | C | +0.1% | +0.1% | ||||||||||
24:15 | 加)ポロズBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | BB | 120億ドル | |||||||||||
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戻り目でのショートを回転(13時時点の想定:戻り目・106円後半~107円半ばで垂れたところをショート、利益確定は106円前半~106円後半で)
押し目でのロングを回転(13時時点の想定:押し目・1.13前半~1.13後半で反発したところをロング、利益確定は1.13後半~1.14半ばで)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)