本日の為替相場の焦点は、『[英国のEU離脱決定]での影響』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『金融当局者や要人による発言』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・28時15分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・07時45分:NZ)住宅建設許可
・15時00分:独)小売売上高
・16時55分:独)失業率&失業者数
・17時30分:英)第1四半期GDP【確報値】
・17時30分:英)第1四半期経常収支
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)GDP
・24時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日(30日)
・月末(本日が6月・月末での最後の営業日)
・FRBが銀行に対する年次ストレステストの結果を公表(包括的資本分析[CCAR])
・7月4日が米国の独立記念日で今週末から連休入りとなる(7月1日の債券市場は短縮取引)
・来週末(8日)に[米)雇用統計]の発表を控える
・[英国のEU離脱決定]での影響
・主要な株式市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策への思惑
・米国の国債市場と長期金利の動向
・日本政府・日銀による為替介入への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・日本の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
などが重要。
★★★
本日は、30日の五十日&6月・月末での最後の営業日で、FRBによる銀行に対する年次ストレステストの結果公表(包括的資本分析[CCAR])が行われる。
また、7月4日には[米国の独立記念日]、7月8日には[米)雇用統計]の発表を控える。
米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)シカゴ購買部協会景気指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言]が予定されている。
今週の為替相場は、週明けにポンド売り&ユーロ売り&円買い方向に大きく窓を空けてスタートした後も、ドル円は上値重く推移し&ユーロドルは安値圏での揉 み合い&ポンドドルはジリジリと売られ続けた。しかし、週半ばにかけてリスク回避の巻き戻しが優勢となって、ドル円もユーロドルもポンドドルも反発上昇し ている。
本日は、引き続き、[英国のEU離脱決定]での影響と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や金融当局者や要人による発言、今週末から米国が連休入りとなる点にも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・17時30分:英)第1四半期GDP【確報値】
・17時30分:英)第1四半期経常収支
→発表での英ポンドへの影響は、非常に大きなモノになりやすい
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・21時30分:加)GDP
→発表でのカナダドルへの影響は、非常に大きなモノになりやすい
・24時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
→発言内容次第。英国のEU離脱に関する言及で英ポンドを中心に金融市場が動くキッカケになりやすい
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・28時15分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
→既にリスク回避の巻き戻しが優勢となっているが、引き続き[英国のEU離脱決定]での影響が重要
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に注視したい
現状の為替相場は、[英国のEU離脱決定]での影響への注目度が大きすぎて、他の要因は目に入らない感じ
現状では、注目度の高い米国の経済指標の発表での影響は限定的となりやすいか
その他、金融当局者や要人による発言にも注目したい
■6月27日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼[英国のEU離脱の賛否を問う国民投票]明け
▼28日に[米)BOE臨時オペ]を控える
▼来週(8日)に[米)雇用統計]の発表を控える
▼英国のEU離脱決定での影響
▼主要な株式市場の動向
▼金融市場のリスク許容度
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼日本の為替介入に対する思惑
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼日本の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(6/27~)→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼来週(7/4~)→オーストラリアの金融政策発表とユーロ圏、米国の議事録公表が予定
▼[イエレンFRB議長の半期に1度の議会証言]明け
▼6月の月末要因
▼7月の月初め要因
▼4日に米国の独立記念日を控える(米国が今週末から連休入り、1日の債券市場が短縮取引となる)
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6月30日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・五十日(30日) ・月末(本日が6月・月末での最後の営業日) ・FRBが銀行に対する年次ストレステストの結果を公表(包括的資本分析[CCAR]) ・7月4日が米国の独立記念日で今週末から連休入りとなる(7月1日の債券市場は短縮取引) ・来週末(8日)に[米)雇用統計]の発表を控える |
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07:45 | NZ)住宅建設許可 | ○ | - | +6.6% | ||||||||||
08:05 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -2 | -1 | ||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
× | -0.2% | +0.5% | ||||||||||
+1.9% | -3.3% | |||||||||||||
10:00 | NZ)ANZ企業信頼感 | △ | - | +11.3 | ||||||||||
↑・ANZ企業活動見通し | - | +30.4 | ||||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | +4.9% | +9.0% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | -16.9% | |||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.6% | -0.9% (-0.3%) |
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+2.5% | +2.3% | |||||||||||||
16:00 | ス)KOF先行指数 | △ | 102.6 | 102.9 | ||||||||||
16:55 | 独)失業率 | ○ | 6.1% | 6.1% | ||||||||||
↑・失業者数 | -0.5万人 | -1.1万人 | ||||||||||||
17:30 |
英)第1四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.4% | +0.4% | ||||||||||
+2.0% | +2.0% | |||||||||||||
英)第1四半期経常収支 | ○ | -280億 | -327億 | |||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ○ | ±0.0% | -0.1% | ||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.6% | +0.8% | ||||||||||
+6.9% | +7.0% | |||||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | +41億 | +4億 | ||||||||||
南ア)財政収支 | × | -210.0億 | -291.4億 | |||||||||||
21:30 | 加)GDP | ◎ | +0.1% | -0.2% | ||||||||||
加)鉱工業製品価格 | △ | +0.3% | -0.5% | |||||||||||
加)原料価格指数 | △ | +5.0% | +0.7% | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 26.7万件 | 25.9万件 | |||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | BB | 51.0 | 49.3 | ||||||||||
24:00 | 英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
28:15 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
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