昨日の欧州序盤ではドル円は102円台の前半。ちょっと101円台の中盤から102円台の中盤まででレンジを形成してしまったようだ。まだ週明けから1日半しかたっていないのだが、先週の金曜日にあれだけ動いた後だけに、この動かない狭いレンジが際立つのだ。
ここから下に行くにも上に行くにも、何かさらなるフレッシュな材料を欲しているように見える。逆にいうと予想外のEU離脱であったけれども、マーケットの反応としては大したことはなかったということになりそうだ。
そしてニューヨーク序盤ではドル円が102.50を目指して上がってきたので、ボックス相場が続くと見ていた私は、ドル円を102.43でショートにしてみた。しかしこのポジションは存外に強いドル円相場だったので、あっさりと102.63で切らされることとなった。
EUの首脳会議をやっているが、そこからは事前に予想されたことしか出てこなかったので、マーケットも安心感を抱いていたのかもしれない。欧州株は大きく反発し、グローベックスでの米国株も強いのだ。つまりリスクテークになっている。
ニューヨーク時間ではユーロ円もドル円も高値圏での張り付きのまま。EU会議が終わった後でメルケル首相らが発言をしたが、話すべきスタンスは以前と同じだった。イギリスは離脱の通知を遅らせたいと考えている一方で、UE側は早く必要な措置を講じるために動き出したいという姿勢のままだ。
今日もEU会合は開かれるが、キャメロン首相を外しての会談となる。そこではEU離脱は大きな不利益となることを示すことになるだろう。そうしないと他の参加国も離脱を促されることになるからだ。これが目下のところ、マーケットの最大の不安定要因だ。だから欧州サイドからのニュースには目を光らせておく必要がある。
日本時間 15時30分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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