昨日はアジア時間でドル円は上昇して始まり、私は102円台乗せたらあきらめるベースでショートにした。その後はうまい具合に101.45あたりまで沈みこんだので、ドル円ショートが成功したかに思われた。
その後、欧州序盤には101.60あたりまでジワリと上がってきたが、あまり心配はしていなかった。朝がたで高いところをつかんだフローの逃げも出てくるものと思われたからだ。
昨日唯一の注目材料であったECBの金利会合では変更なし。そして1時間後のドラギ総裁の会見でも、目新しいものはなかった。BREXITで揺れたここ最近の時期において、イギリスですら大きく動いていない。
そして株価も上昇基調にあるのだし、何も懸念事項はないのだから、金融政策を必死にあてがう時期ではないのだ。それでも積極的な緩和姿勢が見られなかったというのが材料にもなって、ユーロは若干、強ぶくんだ。それでも最近のコアレンジを大きく飛び超えるものではない。
ドル円も101.50から101.80までの間で行ったり来たりだ。ニューヨーク時間になってもなおも動きが鈍い。私は102.03で買い戻しのストップロスを置いていたのだが、それはそのままにしておき、利食いは置かないでいた。
夜中にドル円が急上昇し、102円台に乗せてきた。その時点で私のポジションは損切りとなった。昼間にしめしめと思ったのが、すべて無駄になった~(涙)。
どうも石油在庫報告の中で、原油在庫が異様に減っているのが確認され、原油価格の上昇がリスクオンを促したのだろう。ユーロ円を始め、クロス円すべてが切上がっている。ドル円は102円台に乗せたまま、ニューヨーククローズを迎えた。
しかし今日の東京時間ではドル円の上値攻めが見られるかと思われたのだが、存外に上値は重たかった。瞬間的に101円台に突っ込んだりしている。私としてはちょっと102円台の前半というのは手が出しずらい。何しろ一度は損切りさせられているし、どちらに行きたがっているのか、もうちょっと見守りたいところ。
今晩のイベントもほとんどないので、参戦は見合わせて、ドル円の101.80を下回るか、昨日の高値である102.60あたりを超えてくるか、待つこととしよう。
日本時間 16時00分
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)