昨日はアジア時間でドル円は強く、113円台のミドルアッパーとなっての欧州入りであった。ドイツの景況感が良かったので、欧州株もラリーとなった。そしてグローベックスではアメリカが休みの間も歴史的な高値を更新したレベルで推移したままで、マーケット全体がリスクオンのムードが強まった。
それでも私がドル円を買おうかどうかで踏み切れないでいるのは、値動きが鈍かったからだろう。簡単に114円台乗せとかでもやっていれば、思い切って買っていくこともできだだろうに…。
ニューヨーク勢が参入となっても、あまり為替相場にダイナミックな動きは見られない。欧州時間の午前でやや進んだドル高のレベルのままである。そしてニューヨーク時間では経済誌ベントがないときている。今日はこれまでかと思い、私も早々に寝ることにした。朝になってドル円の大台でも変わっていればいいのだが。
リスクテークが続いているという割には、夜中も為替相場は小動きのままだった。米国株はまたまた歴史的な最高値を更新してきているというのにである。昨夜は国境税の導入が困難なのではないかとのテレビ討論をやっていたようで、それが消費や家計に与える影響もシミュレートしていた。
消費が鈍るという結論が出てきてよさそうなものだが、支出が増える分だけ名目のGDPが増えるのではないかというバカな意見を言うコメンテーターもいた。依然としてトランプラリーの続きをやりたいようで、いいとこ取りだけしているのである。
今晩も大きな材料はない。夜中に出るFOMC議事録の公開を期待する声もあるが、マーケットを動かすだけの内容は何もないものと考えられる。もちろん利上げペースの変化を見ていくうえでの参考資料にはなるが、今、問題にされているのは年何の利上げが2回なのか、3回なのかである。
2回ということは6月利上げは完全織り込みである。3回目となると3月か9月になるのだが、3月だと利上げのペースがモロに早くなり、9月にやらない根拠に乏しい。しかるに3回目を考慮に入れるとすれば、それは9月利上げなのである。よって次回のFOMCの3月に合わせての議論には、あまり振り回されないほうがいいと思う。
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