昨日はアジア時間では日本株で大きなリスク回避は進まなかった。むしろひたすらリスクテーク。朝からドル円をムシャムシャと買ったのがよくわかる。よく買ったのは日本人のみであろう。そして111円台まで戻すことになった。
日本株も下がらなかったことで、東京クローズにかけてはドル円はさらにビッディッシュに。111.40あたりまで買い進まれて欧州序盤へ。マーケットのリスク調整もこれまでかと思いきや、欧州時間に入るとリスク回避の流れが復活。
ドル円も再び111円台ちょうどを割り込た。確かに欧州株やグローベックスでの米国株は反転し、下落方向にいっている。私もどこかでドル円を売ろうと考えていたので、111円割れと同時に追随売りしていった。買い戻しのストップロスもすぐに111.00で置いてしまう。
ドル円は110.25あたりまで差し込んだが、すぐに20ポイントほど戻ってきた。私もトレイル的に110.44で買い戻したのだが、再び売り場を模索していた。しかしドル円が今度は111円台を回復するような勢いを見せて、ちょっと私の売りインタレストもしぼんでしまった。
ニューヨーク序盤での経済指標が良いものが並んで、ややリスクテーク。ドル円は111円ちょうどの手前で少しもんだが、それでも米国株が堅調にスタートしたのと同時にドル円もスルっと上がった。
日付が変わってからドル円が再度の下攻め。欧州時間と同じように、また111円ちょうど割れでドル円をショートに振った。私はそれまでの日中の高値のちょっと外側である111.25でストップ注文を置いて寝ることにした。
夜中にコミ―前長官のビデオ映像が流れた。月初の上院公聴会での証言である。司法当局からの捜査取りやめの圧力はなかったとしたものだった。それで政治リスクが薄まったとみて、マーケット全体にリスク許容度が回復。米国株も大きく反発すると同時に、ドル円も111.70近辺まで上昇した。
これで私のストップ買い戻しもダンになった。本日のアジア時間はずっと111円台にステイしている。経済イベントはないが、イランの大統領選の結果も気になるところだ。
日本時間 16時00分
日本時間 15時30分
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