みなさん、こんにちは、葉那子です。
今回は、メタトレーダー(MT4)のバージョンに関する注意について、取り上げたいと思います。

■「Build1065」以前のバージョンは利用できなくなりました
メタトレーダー(MT4)といえば、高機能なチャートツールが搭載され、自分でプログラムした自動売買もできる、人気の取引プラットフォームです。
開発元のメタクオーツ・ソフトウエア社(MetaQuotes Software Corp.)は、定期的にシステムのバージョンアップを実施していて、2017年5月19日(金)には、PCインストール版メタトレーダー(MT4)の最新バージョン、「Build1090」がリリースされました。
最新のバージョンアップでは、FX取引に影響のある機能の追加はありませんでしたが、2017年10月1日(日)以降、「Build1065」以前のメタトレーダー(MT4)は、サポートが終了し、ログインができなくなりました。
通常どおりメタトレーダー(MT4)を使用されている方は、問題ありませんが、もし最近メタトレーダー(MT4)にログインできなくて困っている方がいたら、バージョンが原因かもしれません。
お使いのメタトレーダー(MT4)のバージョンは、取引画面のメニューにある、「ヘルプ(H)」→「バージョン情報(A)」から確認することができますので、ぜひチェックしてみてください。
■MT4が自動更新されていない場合の対応
もし、「Build1065」以前のバージョンになっていたら、最新のバージョンへ更新する必要があります。
特別な設定をしていない限り、バージョンアップが必要な場合は、メタトレーダー(MT4)の起動時にポップアップメッセージが表示されて、自動で最新版に更新されます。

ただし、自動更新ができていない場合は、再度メタトレーダー(MT4)を上書きインストールする必要があるので、各FX会社のウェブサイトから、メタトレーダー(MT4)のダウンロードを実行してください。
上書きインストール後に、メタトレーダー(MT4)が正常に起動しないなどの不具合が生じた場合は、既存のメタトレーダー(MT4)を一度アンインストールして、再度インストールしてみましょう。
ただし、上書きインストールやアンインストールをすると、メタトレーダー(MT4)の設定が初期化されてしまうので、定型チャート、外部から取得したEA(Expert Advisor、エキスパート・アドバイザー)やインジケーターなどの必要ファイルは、メタトレーダー(MT4)のフォルダごとバックアップすることをおススメします。
念のために、アンインストールの手順を…
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