■FXTFに小次郎講師の新定型チャートが登場!
世界中の多くのトレーダーから支持されている、高機能取引プラットフォームのメタトレーダー4(MT4)。
【参考コンテンツ】
●ザイFX!×メタトレーダー4(MT4)
オリジナルのインディケーターが利用でき、動作もサクサクと、かなり魅力的なツールなのですが、残念ながら、日本ではメタトレーダー4(MT4)を使って取引できるFX会社の数は、それほど多くありません…。
そんな中で、メタトレーダー4(MT4)に特化して、独自のインディケーターや便利ツールの提供に力を注ぎ、メタトレーダー4(MT4)ファンから根強い人気を獲得しているFX会社が、FXトレード・フィナンシャル(FXTF)です。
FXトレード・フィナンシャルには、FXトレード・フィナンシャルのメタトレーダー4(MT4)でしか使えない、著名トレーダーが監修したオリジナルインディケーターも豊富に揃っています。
その中には、今井雅人さんや陳満咲杜さん、脱サラトレーダーのひろぴーさん、カリスマ個人トレーダーのボリ平さんなど、ザイFX!でもおなじみの面々が監修したインディケーターがズラリ!
この豪華ラインナップの中に、小次郎講師こと手塚宏二さんが考案した、新たなオリジナルインディケーターと定型チャート「大循環MACD」が追加されました!
■いち早くトレンドに乗れる「大循環MACD」
小次郎講師といえば、FX会社のセミナーや自身の主催する投資塾で積極的な投資家育成に取り組んでいる、チャート分析の第一人者と言われる人物。
『めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った「商品先物取引」入門 目からウロコのチャート分析編』(ダイヤモンド社、定価1600円 + 税)や、『小次郎講師流 目標利益を安定的に狙い澄まして獲る 真・トレーダーズバイブル』(パンローリング社、定価2800円 + 税)などの著者としても知られる有名講師です。
その小次郎講師が考案したテクニカル分析としては、ザイFX!でも以前、岡三オンライン証券の取引所FX・くりっく365と取引所CFD・くりっく株365で利用できるチャートに搭載された、「移動平均線大循環分析」をご紹介したことがありました。
今回、FXトレード・フィナンシャルのオリジナルインディケーターの中に追加された大循環MACDは、小次郎講師いわく、移動平均線大循環分析の進化系とのこと。
わかりやすく、初心者向けの移動平均線大循環分析は、大きなトレンドをしっかり獲ることはできるのですが、その反面、売買サインの出るタイミングが遅いという弱点があるんだそう。その弱点を克服し、いち早くトレンドに乗って、小さなトレンドも逃さずに獲れる、ちょっと上級者向けの分析が大循環MACDになるというのです。
移動平均線大循環分析では読みきれなかった売買チャンスも逃すことがないなんて、どんな分析ツールなのか、めちゃめちゃ気になる!! これはぜひとも手に入れてマスターしておきたい!
■まずは移動平均線大循環分析をマスターしよう
さっそく詳しく見ていきたいところですが、そもそも、大循環MACDが移動平均線大循環分析の進化系であるということは、移動平均線大循環分析がどういうものかを理解しておかなくてはいけません。
そこでまず、移動平均線大循環分析についてザックリとお伝えすると、これは短期・中期・長期の3本のMA(移動平均線)を使った分析手法で、この3本のMAの位置関係によって、今後の相場の動きを予想しようというものです。
そして、3本のMAの位置関係から、相場の状況を6つのステージに分類するのですが、相場がもっとも強い状態を「ステージ1」、もっとも弱い状態を「ステージ4」としています。そして、1から6の6つのステージを1つずつ順番に移行して、相場のサイクルがその名のとおり、まさに大循環して推移するというのが、移動平均線大循環分析の基本になります。

要点を押さえた上で、FXトレード・フィナンシャルのメタトレーダー4(MT4)取引画面に表示された、移動平均線大循環分析のチャートを見てみましょう(本記事内で見やすいように、ラインの太さやウィンドウの幅はデフォルトの設定から変えています。以下同)。
(出所:FXトレード・フィナンシャル)
上のチャートを見ると、3本のMAの位置関係によって、ステージが順番に移動していっているのがわかります。
移動平均線大循環分析では、MAが上から短期・中期・長期の順で並ぶ安定上昇期の「ステージ1」と、長期・中期・短期の順で並ぶ安定下降期の「ステージ4」が相場に大きなトレンドがある状態、それ以外のステージを上昇と下降が入れ替わるまでの移行期と判断します。
中期と長期のMAの間には網掛けで色付けがしてあり、これが「帯」と呼ばれる部分になります。これは、相場の大局を視覚的にわかりやすく表示したもので、中期線>長期線の時は帯の色が赤色、中期線<長期線の時は帯の色が青色で示されます。
使い方はいたってシンプルです。単純に、ステージ1に入ったら買って、ステージ2に移行したらトレンドがいったん終了したと判断して決済。ステージ4に入ったら売って、ステージ5に移行したら決済……というやり方がセオリーです。相場なので当然、ダマシが入って思うような動きにならないケースもありますが、トレードのやり方は非常に簡単ですね。
ちなみに、3本のMAのパラメーターに関しては、小次郎講師は短期を5、中期を20、長期を40に設定することを推奨しています。
FXトレード・フィナンシャルのメタトレーダー4(MT4)取引画面には、そのパラメーターで、直近の価格に比重を置いたEMA(指数平滑移動平均線)のラインが表示されます。取引銘柄や相場状況に応じて好みの値に変更することも可能ですが、まずはそのままの状態で使ってOKということです。
移動平均線大循環分析については、もっと詳しく解説した記事を過去に公開しています。ぜひ、参考にしてください。
いよいよ本題の大循環MACDですが、MACDについて…
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