本日の為替相場の焦点は、『今週に入って優勢となっている金融市場のリスク回避の流れの行方』と『米国の長期金利の動向』、そして『主要な株式市場の動向』にあり。
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11月14日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→シスコシステムズ、メーシーズ、その他 | ||||||||||||||
08:30 | 豪)ウエストパック消費者信頼感指数 | △ | - | 101.5 | ||||||||||
08:50 |
日)第3四半期GDP【一次速報】 [前期比/前期比年率] |
◎ | -0.3% | +0.7% | ||||||||||
-1.0% | +3.0% | |||||||||||||
↑・名目GDP【一次速報】 | -0.3% | +0.7% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【一次速報】 | -0.1% | +0.1% | ||||||||||||
09:30 |
豪)第3四半期賃金コスト指数 [前期比/前年比] |
△ | +0.6% | +0.6% | ||||||||||
+2.3% | +2.1% | |||||||||||||
11:00 | 中)鉱工業生産 | ○ | +5.7% | +5.8% | ||||||||||
中)小売売上高 | ○ | +9.1% | +9.2% | |||||||||||
中)固定資産投資 | ○ | +5.5% | +5.4% | |||||||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
× | - | -1.1% | ||||||||||
- | -2.9% | |||||||||||||
16:00 |
独)第3四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | -0.1% | +0.5% | ||||||||||
+1.3% | +2.3% | |||||||||||||
18:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.2% | +0.1% | ||||||||||
+2.5% | +2.4% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +1.9% | +1.9% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | ±0.0% | |||||||||||
+3.4% | +3.3% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +3.3% | +3.3% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.4% | |||||||||||
+3.1% | +3.1% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+2.4% | +2.4% | |||||||||||||
19:00 |
欧)第3四半期GDP【改定値】 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+1.7% | +1.7% | |||||||||||||
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
× | -0.4% | +1.0% | |||||||||||
+0.3% | +0.9% | |||||||||||||
20:00 |
南ア)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | ±0.0% | +0.6% | ||||||||||
+2.2% | +2.5% | |||||||||||||
21:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -4.0% | ||||||||||
22:30 |
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
S | +0.3% | +0.1% | ||||||||||
+2.5% | +2.3% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+2.2% | +2.2% | |||||||||||||
24:00 | 米)クオールズFRB副議長の議会証言【下院金融委員会、金融規制に関して】 | AA | 要人発言 | |||||||||||
翌 08:00 |
米)パウエルFRB議長の発言 | S | 要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・24時00分:米)クオールズFRB副議長の議会証言【下院金融委員会、金融規制に関して】
・翌8時00分:米)パウエルFRB議長の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)第3四半期GDP【一次速報】
・11時00分:中)鉱工業生産
・11時00分:中)小売売上高
・11時00分:中)固定資産投資
・16時00分:独)第3四半期GDP【速報値】
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・18時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・米国の中間選挙明け
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・米国の金融政策(FOMC金融政策発表明け)
・金融当局者や要人による発言
・英国のEU離脱問題
・金融市場のリスク許容度
・イタリア債務懸念・財政不安
・米中貿易戦争
・原油と金を中心とした商品市場
・人民元安
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ピークアウト)
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、消費者物価指数&【コア】がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、クオールズFRB副議長の議会証言【下院金融委員会、金融規制に関して】とパウエルFRB議長の発言が予定されている。
今週の為替相場は、週初からリスク回避の流れが加速して、米ドル買い・日本円買い・ユーロ売りの流れが強まって、ドル円は113円後半で揉み合いとなるも、ユーロドルは直近安値を更新して1.12前半まで下落した。しかし、昨日の欧米市場で巻き戻しが優勢となって、ドル円は113円後半から114円前半での揉み合いが継続も、ユーロドルは大きめに反発している。
本日は、今週に入って優勢となっている金融市場のリスク回避の流れの行方と米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、主要な株式市場の動向や米国の中間選挙明けでの動向、トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言、米国の金融政策(FOMC金融政策発表明け)、英国のEU離脱問題、イタリア債務懸念・財政不安、米中貿易戦争、金融市場のリスク許容度などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・18時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→英ポンドが大きく動くキッカケに
・22時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・24時00分:米)クオールズFRB副議長の議会証言【下院金融委員会、金融規制に関して】
・翌8時00分:米)パウエルFRB議長の発言
→為替相場は巻き戻しが優勢になるも、金融市場のリスク回避の流れは継続
ここからの為替相場の方向性を見極めたい局面
■11月12日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(11/12~)に、主要国の金融政策の発表や議事録の公表は予定されていない
▼来週(11/19~)に、南アフリカの金融政策の発表とオーストラリアや欧州の議事録の公表が予定
▼今週も、米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ピークアウト)
▼米国の中間選挙(6日に実施済み)明け
▼FOMC金融政策発表(8日に実施済み)明け
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策
▼金融市場のリスク許容度
▼米中貿易戦争
▼英国のEU離脱問題
▼イタリア債務懸念・財政不安
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼人民元安
▼欧州の金融政策
▼新興国リスク
▼日米貿易協議
▼日本の金融政策
羊飼いが冬休みのため、10月29日~11月16日の戦略コメントはお休み
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