本日の為替相場の焦点は、『直近で加速している米ドル売り及びリスクオフの流れの行方』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『世界的にクリスマス休暇に入る時期となる点』にあり。
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12月21日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・米国の暫定予算の期限 ・明日から日本が連休入り(週明け24日・月曜日が休場) ・世界的にクリスマス休暇に入る時期(25日はクリスマスで日本と中国以外のほぼ全ての国が休場、26日はボクシングデーで米国のみ再開) |
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06:00 | NZ)ANZ消費者信頼感指数 | × | - | 118.6 | ||||||||||
08:30 | 日)全国消費者物価指数 | △ | +0.8% | +1.4% | ||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | +1.0% | +1.0% | ||||||||||||
09:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -14 | -13 | ||||||||||
16:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | × | +10.3 | +10.4 | ||||||||||
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | -0.5% | +1.0% | |||||||||||
+3.6% | +4.8% | |||||||||||||
ト)消費者信頼感指数 | △ | - | 59.6 | |||||||||||
18:30 |
英)第3四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.6% | +0.6% | ||||||||||
+1.5% | +1.5% | |||||||||||||
英)第3四半期経常収支 | ○ | -212億 | -203億 | |||||||||||
英)公共部門ネット負債 | ○ | - | +88億 | |||||||||||
21:00 | 南ア)財政収支 | × | - | -327億 | ||||||||||
22:30 | 加)GDP | ◎ | +0.2% | -0.1% | ||||||||||
加)小売売上高 | ◎ | +0.4% | +0.2% | |||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.2% | +0.1% | ||||||||||||
米)第3四半期GDP【確報値】 | S | +3.5% | +3.5% | |||||||||||
↑・個人消費【確報値】 | +3.6% | +3.6% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【確報値】 | +1.7% | +1.7% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【確報値】 | +1.5% | +1.5% | ||||||||||||
米)耐久財受注 | AA | +1.6% | -4.4% (-4.3%) |
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↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | +0.3% | +0.1% (+0.2%) |
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24:00 | 米)個人所得 | A | +0.3% | +0.5% | ||||||||||
↑・個人支出 | +0.3% | +0.6% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +1.8% | +2.0% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+1.9% | +1.8% | |||||||||||||
米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | A | 97.5 | 97.5 | |||||||||||
25:00 | 米)カンザスシティ連銀製造業活動指数 | C | +15 | +15 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)第3四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
・22時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・24時00分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・24時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
に注目が集まる。
米国以外では、
・18時30分:英)第3四半期GDP【改定値】
・18時30分:英)第3四半期経常収支
・18時30分:英)公共部門ネット負債
・22時30分:加)GDP
・22時30分:加)小売売上高&【除自動車】
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・週末金曜日
・米国の暫定予算の期限
・明日から日本が連休入り(週明け24日・月曜日が休場)
・世界的にクリスマス休暇に入る時期(25日はクリスマスで日本と中国以外のほぼ全ての国が休場、26日はボクシングデーで米国のみ再開)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・米国の金融政策
・米国の景気後退懸念
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・米中貿易戦争
・英国のEU離脱問題
・イタリア債務懸念・財政不安
・日本の金融政策
・欧州の金融政策
・人民元安
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日で、米国の暫定予算の期限でもある。
また、日本は週明け月曜日が休場のため連休入りとなる他、世界的にクリスマス休暇に入る時期となる。
本日の米国の経済指標は、第3四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】と耐久財受注&【除輸送用機器】、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター、ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
一方、経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
今週の為替相場は、週明けこそ米国の株式市場が大きく下落した事でリスクオフの流れが強まったが、その後にFOMC金融政策発表及びパウエルFRB議長の記者会見を受けて、米ドル買いの流れが優勢となった。しかしそこから、米国の政府機関一部閉鎖への懸念などをキッカケに、一転して米ドル売り及びリスクオフの流れが加速して、ドル円は一時110円後半まで下落し、ユーロドルは一時1.14後半まで上昇している。
本日は、直近で加速している米ドル売り及びリスクオフの流れの行方と主要な株式市場の動向が重要となる。
その他、米国の長期金利の動向や世界的にクリスマス休暇に入る時期となる点、米国の暫定予算の期限、米国の金融政策への思惑、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場の動向、トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・18時30分:英)第3四半期GDP【改定値】
・18時30分:英)第3四半期経常収支
・18時30分:英)公共部門ネット負債
→英ポンドが大きく動くキッカケに
・22時30分:加)GDP
・22時30分:加)小売売上高&【除自動車】
→カナダドルが大きく動くキッカケに
・22時30分:米)第3四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
・22時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・24時00分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・24時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→FOMC金融政策発表及びパウエルFRB議長の記者会見を受けて、直後こそ米ドル買いの流れが優勢となったが、そこから一転して米ドル売り及びリスクオフの流れが加速して、ドル円は一時110円後半まで下落し、ユーロドルは一時1.14後半まで上昇している
ここからは、直近で加速している米ドル売り及びリスクオフの流れが継続するかどうかがキモ
週末金曜日&米国の暫定予算の期限で、世界的にクリスマス休暇に入る時期でもある
■12月17日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(12/17~)に、日本、英国、米国の金融政策の発表とオーストラリアの議事録の公表が予定
▼来週(12/24~)に、日本の議事録の公表が予定
▼19日(水)に、FOMC金融政策発表
▼20日(木)に、日銀金融政策発表
▼21日(金)に、米国の暫定予算の期限
▼25日(火)・26日(水)に、クリスマス休暇を控える(米国は25日のみ祝日・休場)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼米国の景気後退懸念
▼米中貿易戦争
▼英国のEU離脱問題
▼米国の金融政策
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼金融市場のリスク許容度
▼イタリア債務懸念・財政不安
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼人民元安
羊飼いが年末・年始でトレードしないため、12月14日~1月11日の戦略コメントはお休み
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株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)