本日の為替相場の焦点は、『先週末から優勢となっているリスクオフの巻き戻し及び米ドル売りの流れ』と『主要な株式市場の動向』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。
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1月11日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 | ||||||||||||||
06:30 | 豪)AIG建設業指数 | × | - | 44.5 | ||||||||||
06:45 | NZ)住宅建設許可 | × | - | +1.5% | ||||||||||
07:30 | 米)クラリダFRB副議長の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
08:50 | 日)経常収支(国際収支) | × | +5676億 | +13099億 | ||||||||||
日)貿易収支(国際収支) | × | -6126億 | -3217億 | |||||||||||
09:30 | 豪)小売売上高 | ◎ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
14:00 | 日)景気ウォッチャー調査[現状判断DI] | × | 50.7 | 51.0 | ||||||||||
↑・[先行き判断DI] | 51.4 | 52.2 | ||||||||||||
16:00 | ト)経常収支 | △ | +9.65億 | +27.7億 | ||||||||||
18:30 | 英)貿易収支 | ○ | -114.00億 | -118.73億 | ||||||||||
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | -0.6% | |||||||||||
-0.7% | -0.8% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | -0.9% | |||||||||||
-0.7% | -1.0% | |||||||||||||
英)GDP | ○ | +0.1% | +0.1% | |||||||||||
22:30 |
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
S | -0.1% | ±0.0% | ||||||||||
+1.9% | +2.2% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+2.2% | +2.2% | |||||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・07時30分:米)クラリダFRB副議長の発言
・22時30分:米)消費者物価指数&【コア】
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)小売売上高
・18時30分:英)貿易収支
・18時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・18時30分:英)GDP
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・週末金曜日
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・米国の金融政策
・米中貿易戦争
・米国の景気後退懸念
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・英国のEU離脱問題
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・原油と金を中心とした商品市場
・米国の政府機関が一部閉鎖(暫定予算が期限切れ)
・イタリア債務懸念・財政不安
・人民元安
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日。
本日の米国の経済指標は、消費者物価指数&【コア】がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、クラリダFRB副議長の発言が予定されている。
今週の為替相場は、週明けからリスクオフの巻き戻し及び米ドル売りの流れが強まった事で、ドル円は109円乗せした後に108円割れまで反落し、ユーロドルは1.15半ばまで上値を試したが、昨日のNY市場でパウエルFRB議長の発言を受けて米ドルの買い戻しが優勢となっている。
本日は、先週末から優勢となっているリスクオフの巻き戻し及び米ドル売りの流れと主要な株式市場が重要となる。
その他、米国の長期金利や米国の金融政策、米中貿易戦争、トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言、金融当局者や要人による発言、米国の景気後退懸念、週末要因、英国のEU離脱問題などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)小売売上高
→内容次第も豪ドルが大きく動くキッカケに
・07時30分:米)クラリダFRB副議長の発言
・22時30分:米)消費者物価指数&【コア】
→パウエルFRB議長の発言を受けて、一転米ドル買いが優勢に
週末金曜日
リスクオフの巻き戻し及び米ドル売りの流れがどうなるかがキモ
■1月7日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(1/7~)に、カナダの金融政策の発表と欧州及び米国の議事録の公表が予定
▼来週(1/14~)に、南アフリカの金融政策の発表が予定
▼パウエルFRB議長の発言明け(4日・金に実施)
▼米国の雇用統計の発表明け(4日・金に実施)
▼今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ
▼9日(水)に、FOMC議事録の公表(12月18日・19日開催分)
▼10日(木)に、パウエルFRB議長の発言
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼米国の金融政策(4日のパウエルFRB議長の発言で大きく反応)
▼米中貿易戦争
▼米国の景気後退懸念
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱問題
▼原油と金を中心とした商品市場
▼米国の政府機関が一部閉鎖(暫定予算が期限切れ)
▼イタリア債務懸念・財政不安
▼人民元安
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
羊飼いが年末・年始でトレードしないため、12月14日~1月11日の戦略コメントはお休み
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