昨日はアジア時間で米中貿易問題に関する材料が出てきた。6つの覚え書きを交わすというものだ。農産産品の輸出枠や知財権の保護、そして進出企業の技術移転などである。
これらの項目はすでにアジェンダとしてあがっているものばかりであり、中身を見ないとどこまで協議が進展しているのかは判然としない。 しかしそれでも米中関係の改善を期待しているマーケットは、それに飛び乗ったという格好となった。
グローベックスでは米国株が一段高し、同時に日本株も今年の最高値をつけた。リスクオンになってドル円やユーロ円もぴょいと上がるかなと思われたが、ドル円は5ポイントほどだけしか上がらなかった。
でもドル円111円台に乗せることはできなかった。為替相場は株価ほどには好材料として受け取らなかったということだ。そして私のスモールポジションのドル円ショートもまだ生きている。
そうした流れであったが、海外市場では流れが一変した。アメリカの経済指標がたくさん出たのだが、その多くが景気のスローダウンを示すものだったからだ。
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