先週末はキリスト教のイースターだったので、世界中がお休み。したがって夕方からはマーケットは動かない。24時間取引であるはずのグローベックスも休業である。
東京クローズが事実上の1日の終わりであった。いうまでもなく為替相場も動かない。市場参加者がいないのだから仕方がない。毎年のように、夕方以降はもう誰もマーケットを見ないのである。
さて今週はいよいよ10連休をひかえての最後の週となる。マーケットでどのような動きになるのか、いまのところ想像もつかない。世の中が心配しているような連休中のクラッシュが起こることを心配するような傾向は、今のところ見られない。
そして実際に世界的にも株価は今年の最高値の近辺に張り付いている。日本株も例外ではなく、日経先物の22000円台というのは、今年の高値圏である。問題はポジション調整の動きが、この1週間で急激に出てくることがあるのかということである。
今週は注目される多くの米企業決算が出てくるし、日銀会合とアメリカのGDPもある。しかしBREXITも半年延期になって盛り上がりに欠けるし、米中協議は口では合意が近いと言いながらも、本来の期限であった3月1日から2ヶ月以上もたっているのに、まだ答えが出ないでいる。
問題が問題だけにそう簡単には合意できないはずだというのは当初からの見込みであり、問題解決には長期間かかるものと予想される。下手に早期に合意したりすると、それこそ妥協が優先して本質を取らないで終わってしまう可能性が高くなる。
今日のところはまだ欧州は休みである国が多い。したがってニューヨーク序盤までは動きにくい。
日本時間 15時00分
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)