昨日はアメリカとイギリスが同時に休み。したがってマーケットには参加者が少ないだろうということで、まったくの閑散であった。トランプ大統領が日本にいるので、それなりにニュースも飛び出してくるかと期待もしていたが、意外にもおとなしくしている。
目的が新天皇への表敬ということもあって、政治的な交渉はかなり控えめにしている。共同声明なども出さないようである。それでも日米交渉は8月には解決を見るだろうなどと、日本側に譲歩を迫る局面もあった。
ドル円は先週からの動きを含めて、109.30あたりでコツンときている。当面のサポートとなっているかのようである。そこから大きく反発しているわけではないが、109.50アッパーまで戻ってくると、ちょっと売り込みづらい。むしろ底値を確認した後のショートカバーが優勢になってくるのではないかとも思われる。
ユーロドルは1.1200をはさんで一進一退なのは変わらず。ポンドはメイ首相の辞任にいたるまでに大分、軟化してきている。ポンドドルもずっとボックス圏にステイしていて、その悪魔度を発揮していなかった。
それがようやく1.26台まで沈んできた。1.26台が決して安いレベルだというわけではないが、それでも最近のレンジをした抜け下という印象は強い。
今日もトランプ大統領は日本にいたままで、米軍関連の用事をこなすようだ。マーケットが本格的に動き出すのは米英が連休から戻ってくる今日の夕方からとなろう。
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