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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

中国の報復にトランプも応戦ツイート、
ドル円103円台を目指す動きに

2019年08月26日(月)15:15公開 (2019年08月26日(月)15:15更新)
持田有紀子

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 先週の金曜日は23時に始まるパウエル議長の講演内容に、市場の関心が集まった。金利の先物価格では9月のFOMCで50ベーシスポイントの利下げまで完全に織り込んでいる。

 しかし果たしてこれだけ株高な状態の中で、どういう根拠を示せるのか。トランプ大統領に迎合しているようにも見せたくないだろうし、薄弱な理由で利下げするとなると今後のFRBの姿勢も疑念を持たれることになる。

 だが実際は、米中関係の悪化のほうがマーケットの話題をさらった。まず21時過ぎに中国側が報復関税を発表した。これによって若干のリスク回避が進んだが、やはりパウエル講演を見たいということで本格的な動きにはならなかった。

 パウエル議長は追加利下げを示唆する発言を行ったが、市場の期待が大き過ぎたせいもあって、素直にドル金利の低下や株高には結びつかなかった。ドル円もチョッピーな動きをしているとはいえ、106円台のミドルで安定している。

 それよりもむしろ日付が変わった頃に出てきたトランプ大統領のツイートがマーケットを揺さぶった。同日中にさらなる対抗策を打ち出すというのだ。これによって市場のリスク許容度は一気に低下し、米国株は急落した。このステージでドル円も106円台割れしてきて、昼間の高値からは1円弱の下げを演じることとなった。

 トランプ大統領が対中で追加関税を発表したのは、ニューヨーククローズの後である。したがってさらなるリスクオフの分が織り込まれるのが週明けの市場でということになった。そして本日の早朝のマーケットでは大きなリスク回避が選好している。

 ドル円は104円台で始まり、このまま今年の最安値である103円台を目指す動きとなっている。いうまでもなくグローベックスでは米国株は大幅安で、10年ものの利回りも今年の最低水準で推移している。結果としてG7サミットの経過はまるで振り返られていない。

 今日は米中関係の悪化の行方を見守る一日となろう。中国側からもアメリカからも要人発言は飛び出してくるはずだ。かなり貿易戦争も感情的に激化してきた様相を呈してきたようにも見えるので、基本的にはリスクオフに備えるようなポジショニングが好ましいと思う。

日本時間 15時00分

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