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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ジャクソンホール期待で値飛ばす米国株、
ドル全面安だがパウエル議長はいかに

2020年08月27日(木)15:32公開 (2020年08月27日(木)15:32更新)
持田有紀子

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 米中対立といっているが、アメリカが本気で格闘したがっているかどうかは疑わしい。ちゃんと権利主張して戦っているという振りをしたいだけなのかもしれない。貿易問題の第1弾合意の確認作業において、アメリカ側は予定よりも順調に進捗しているといい、同じ状況を中国サイドは4分の1しか達成されていないと言っている。

 本来ならば言うべきことが逆であろう。足りないといって文句を言うのはアメリカのほうである。そうした状態もマーケットは見透かしているのか、米中対立の話題はリスクオフの材料とはならなくなった。

 南沙諸島の扱いに対しても制裁が発動されたが、市場はまったく警戒せず。TIKTOKの話しもなんだか先延ばししているだけで、うやむやにされそうである。そうした中、米国株は昨日も上伸。史上最高値を更新してきた。

 広告などでボイコット運動の的になっていたフェイスブックも1割近い急上昇を演じている。置いてあるものは何でも買いたいという、上げ相場の最終局面のような様相を示してきている。

 為替相場ではリスクテークの中でも、結果的にはユーロ円の126円が引っかかってしまい、ドル円が下がってしまった。あくまでもテクニカルな利食い売りの誘発である。

 今晩は市場が注目しているジャクソンホールでの講演がある。FRBの議長がしゃべるわけだが、格別に新規なことを話すことはない。議長がスピーチする機会は山ほどあるわけで、今回だけ新しい材料を提供するはずがないのである。ただ過去にバーナンキ議長のときにたまたま金融政策の変更に通じるきっかけを話したということで重視されているだけなのだ。

 今回の期待のメインテーマは、インフレ目標ということになっている。臨時にわかにインフレ率がプラス2.0%を越えてきても、それを放置するということだ。それは低金利状態を維持することを意味し、ここ数ヶ月に進んだ金価格の大幅上昇のような名目のインフレ上昇には目をつぶるということである。

 中央銀行の存在目的の第一義に通貨価値の安定があるはずだが、それと矛盾しないように過剰流動性をどのように正当化するのか。そこまで踏み込んだ発言はしないだろうとは思うのだが。


日本時間 15時30分

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