新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!
昨年の最終取引日は31日であった。ニューヨークオープンまでは之までのドル安の流れが強まった。ユーロドルの1.23台、ポンドドルの1.36台に加えて、仮想通貨のビットコインも3万近くまで吹き上がった。これはわずかではあるが米ドル金利の低下がものを言っている。こんなにドル安レベルからでも、まだ売っていけると自信を持たせたからだ。
しかしニューヨーク時間になると、閑散ながらも徐々に米国株は堅調な地合となっていた。また終盤ではプログラム的な買いものが入り、それが2020年における最後のショートストップを誘発したようで、米国株は史上最高値を更新。またほぼ高値圏で年を終えることとなった。
それでニューヨーク時間ではドルの買い戻しが優勢となった。決してドル高の水準と言えるわけではないが、少なくとも前日の30日のレベルよりはドル相場が高くなっていた。
そして本日、ビットコインが3万4千ドルに上伸するなか、再びドル安に傾いている。明日のジョージア州の上院の決選投票やバイデン氏の正式な大統領の承認を明後日に控えて、ドル相場のゆくえはキープウォッチである。
日本時間 15時00分
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)