本日の為替相場の焦点は、『NYダウの動向』と『米国の経済指標』、そして『「FOMC議事録(8月10日開催分)」の公表』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)S&P/ケースシラー住宅価格指数」
・「米)シカゴ購買部協会景気指数」
・「米)消費者信頼感指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「日)鉱工業生産【速報値】」
・「豪)小売売上高」
・「豪)住宅建設許可件数」
・「独)失業率/失業者数」
・「欧)消費者物価指数【速報値】」
・「欧)失業率」
・「加)GDP/第2四半期GDP」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「米)FOMC議事録(8月10日開催分)」
・「8月の月末要因(本日が8月の月末最終営業日)」
・「『英国が連休明け』となる点」
・「週末に『米国の雇用統計』の発表を控える点」
・「金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「日本の追加金融緩和策決定での影響」
・「円高牽制発言や介入警戒感での反応」
・「米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)」
・「8月中旬に大量の『米国債償還・利払い』が行われた影響」
・「世界的な景気先行き懸念」
・「欧米が夏休みに入りでの影響(流動性低下など)」
・「米国の主要企業の決算」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
「8月の月末最終営業日」で、「英国が連休明け」。
本日発表の「米国の経済指標」は、「消費者信頼感指数」がメイン。
その他、「S&P/ケースシラー住宅価格指数」や「シカゴ購買部協会景気指数」にも注目が集まる。
本日は、経済指標以外でも、「FOMC議事録(8月10日開催分)」が公表される予定となっており、大きな焦点となっている。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
直近の為替相場では、「米国の株式市場が主導する金融市場のリスク許容度」が大きな影響力を持っている。
今週は、特に「FOMC議事録(8月10日開催分)」の公表や米国の「雇用統計」の発表が行われるため、米国の「景気先行き」や「追加金融緩和策」に対する思惑が噴出しやすい。
また、本日は、「8月の月末最終営業日」や「英国が連休明け」であることでの影響に注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時50分:日)鉱工業生産【速報値】
・10時30分:豪)小売売上高
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
→特に小売売上高での内容における豪ドルへの影響が大きくなりやすい
・16時55分:独)失業率/失業者数
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・18時00分:欧)失業率
→ここらへんへの反応は、相場の気分次第になりやすいとみる。英国が祝日明けなので、その嗜好の方向性を見極めたいところ
・21時30分:加)GDP/第2四半期GDP
→内容でのカナダドルへの影響は大きい
・22時00分:米)S&P/ケースシラー住宅価格指数
→意外と反応する可能性も
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
→どちらも大きめの反応になりやすい。まずはその内容に注視したいが、結局はNYダウ次第か。直近にFOMC議事録の公表を控えることや8月の月末最終営業日となる点にも注意したい
・27時00分:米)FOMC議事録(8月10日開催分)
→内容次第も、米国の金融政策への思惑噴出で大きな反応につながりやすいとみる
▼その他の本日の注目材料や注目点
・8月の月末要因(本日が8月の月末最終営業日)
・『英国が連休明け』となる点
・週末に『米国の雇用統計』の発表を控える点
・金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・日本の追加金融緩和策決定での影響
・円高牽制発言や介入警戒感での反応
・米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
・8月中旬に大量の『米国債償還・利払い』が行われた影響
・世界的な景気先行き懸念
・欧米が夏休みに入りでの影響(流動性低下など)
・米国の主要企業の決算
・金融当局者や要人による発言
8月30日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米・雇用統計を中心とした主要経済指標の発表
▼FOMC議事録(8月10日開催分・31日に公表)の内容
▼金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
▼米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
▼日本の追加金融緩和策決定での反応
▼円高牽制発言や介入警戒感での反応
▼8月中旬に大量の米国債償還・利払いが行われた影響
▼米国の長期金利の動向
▼世界的な景気先行き懸念
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼金融当局者や要人による発言
▼9月6日(月)が米国で祝日となり、今週末に連休入りする点
▼欧米が夏休み入りの時期である点(流動性低下など)
▼8月の月末要因&9月の月初要因
▼ECB理事会結果発表&トリシェ総裁の会見(9月2日実施)
▼金や原油などの商品市場の動向
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8月31日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・8月の月末最終営業日 ・英国が連休明け |
|||||||||||
07:45 | NZ)住宅建設許可 | △ | +2.0% | +3.5% | |||||||
08:00 | 豪)デベルRBA副総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | △ | -23 | -22 | |||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | -0.2% | -1.1% | |||||||
+14.3% | +17.3% | ||||||||||
日)小売業販売額【速報値】 | △ | +3.5% | +3.2% | ||||||||
日)大型小売店販売額【速報値】 | × | -1.3% | -3.0% | ||||||||
10:30 | 豪)小売売上高 | ◎ | +0.4% | +0.2% | |||||||
豪)第2四半期経常収支 | △ | -65.00億 | -165.51億 | ||||||||
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
○ | -0.7% | -3.3% | ||||||||
+6.1% | +13.2% | ||||||||||
13:00 | 日)自動車生産 | × | - | +25.9% | |||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | +2.0% | +0.6% | |||||||
日)建設工事受注 | × | - | -10.2% | ||||||||
15:00 | 南ア)マネーサプライM3 | × | - | +2.41% | |||||||
16:55 | 独)失業率 | ○ | 7.6% | 7.6% | |||||||
↑・失業者数 | -2.0万人 | -2.0万人 | |||||||||
17:30 | 英)消費者信用残高 | × | ±0億 | -1億 | |||||||
英)モーゲージ承認件数 | × | 4.65万件 | 4.76万件 | ||||||||
英)マネーサプライM4【確報値】 | × | - | +2.3% | ||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ○ | +1.6% | +1.7% | |||||||
欧)失業率 | ○ | 10.0% | 10.0% | ||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | ±0億 | +56億 | |||||||
21:30 | 加)GDP | ◎ | +0.2% | +0.1% | |||||||
↑・第2四半期GDP | +2.5% | +6.1% | |||||||||
22:00 | 米)S&P/ケースシラー住宅価格指数 | BB | +3.50% | +4.61% | |||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | A | 57.0 | 62.3 | |||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 50.7 | 50.4 | |||||||
27:00 | 米)FOMC議事録(8月10日開催分) | SS | - | - | |||||||
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経済指標発表直後やFOMC議事録公表後の超短期の変動狙い
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