6月1日(火)★『連休明けのロンドン及びNY市場の動向』と『米国の経済指標での反応』、そして『6月の月初要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『連休明けのロンドン及びNY市場の動向』と『米国の経済指標での反応』、そして『6月の月初要因』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)ISM製造業景況指数」
への注目度のが高い。

米国以外の経済指標は、
・「中)製造業PMI」
・「豪)小売売上高」
・「豪)住宅建設許可件数」
・「独)失業者数＆失業率」
・「英)製造業PMI」
・「欧)失業率」
への注目度のが高い。

経済指標以外では、
・「豪)RBA政策金利＆声明発表」
・「加)BOC政策金利＆声明発表」
・「英国と米国が連休明けで実質週明け」
・「6月の月初要因(※本日が6月の月初め最初の営業日)」
・「加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑」
などの要因に注意したい。

★★★

英国と米国が連休明けで、本日が実質的に週明けとなる。

米国の経済指標は、「米)ISM製造業景況指数」がメイン。

今週は、キング・オブ・経済指標である「米国の雇用統計」が発表される点に最大の注目が集まる。
その他、本日が「英国と米国が連休明け」となる点、「5月と6月の月替わり」に当たる点、週末に「G20財務相・中央銀行総裁会議」を控える点なども非常に重要。

また、金融政策関連では、本日に「オーストラリアとカナダの政策金利及び声明が発表」される。

「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因となりやすい。
また、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない状況だ。

直近の金融市場は、
「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」が燻り続けており、大きな変動要因となっている。
引き続き、ここしばらくの為替変動のトレンドとなっている「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」の行方に注視したい。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時00分：中)製造業PMI
→中国の金融政策への思惑次第では大きな反応に。

・10時30分：豪)小売売上高
・10時30分：豪)住宅建設許可件数
→結果が重要。豪ドルへの影響力は大きい。

・13時30分：豪)RBA政策金利＆声明発表
→据え置きが濃厚視されている。声明の内容に注意。

・16時55分：独)失業者数＆失業率
・17時30分：英)製造業PMI
・18時00分：欧)失業率
→英国と米国が連休明けで、実質的に週明けとなる本日。まずは、これらの反応で欧州勢の方向性を見極めたいところ。

・22時00分：加)BOC政策金利＆声明発表
→利上げが濃厚視されている。今後の金融政策を見極める上で声明が重要。

・23時00分：米)ISM製造業景況指数
→米国の経済指標の中でも注目度が高い。まずはその内容に注目したい。連休明けの相場を大きく動かすキッカケとなりやすい。

▼その他の本日の注目材料や注目点
・英国と米国が連休明けで実質週明け
・6月の月初要因(※本日が6月の月初め最初の営業日)
・加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑

5月31日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安での反応
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国の雇用統計を中心とした主要な経済指標の結果
▼英国と米国が5月31日(月)は祝日で休場となる点
▼5月の月末要因＆6月の月初要因
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼週末にG20財務相・中央銀行総裁会議を控える点(6月4日・5日開催)
▼中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題

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6月1日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・6月の月初め最初の営業日 ・英国と米国が連休明けで実質週明け
10:00		中)製造業PMI	◎	54.5	55.7
10:30		豪)小売売上高	◎	+0.3%	+0.3%
		豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比]	○	-5.0%	+15.3%
				+34.0%	+51.6%
13:30		豪)RBA政策金利＆声明発表	◎	4.50% 据え置き	25bp 利上げ 4.50%
14:00		日)自動車販売台数	×	-	+33.5%
		独)ウェーバー独連銀総裁の発言	△	要人発言
14:45		ス)第1四半期GDP [前期比/前年比]	△	+0.7%	+0.7%
				+1.8%	+0.6%
15:45		仏)生産者物価指数	×	-	+2.0%
		仏)第1四半期非農業部門雇用者【確報値】	×	-	-0.1%
16:30		ス)SVME購買部協会景気指数	△	64.7	65.9
16:55		独)失業者数	○	-1.5万人	-6.8万人
		↑・失業率		7.8%	7.8%
		独)製造業PMI【確報値】	×	58.3	58.3
17:00		欧)製造業PMI【確報値】	×	55.9	55.9
17:30		英)製造業PMI	◎	57.8	58.0
18:00		欧)失業率	○	10.1%	10.0%
		南ア)カギソPMI	×	55.5	55.2
22:00		加)BOC政策金利＆声明発表	◎	25bp 利上げ 0.50％	0.25% 据え置き
23:00		米)ISM製造業景況指数	AA	59.5	60.4
		米)建設支出	C	±0.0%	+0.2%
23:30		米)ダラス連銀製造業活動指数	C	-	+21.1%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

ロングで

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加速する場面があれば超短期的に追随

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