本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『来週にFOMCを控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・「耐久財受注」※1
・「新築住宅販売件数」※2
への注目度が高い。
米国以外の経済指標では、
・「ドイツのIFO景況指数」※3
・「英国の第1四半期GDP【速報値】」
・「英国の小売売上高指数」
に注目が集まる
また、経済指標以外では、
・「G7&G20財務相・中央銀行総裁会議」
・「米政府による銀行へのストレステストの結果公表」
・「米国の大手企業の決算発表」
・「金融当局者による発言」
などの材料に注目したい。
その他、
為替相場に大きな影響を与えている「NY株式市場の動向」への注目度は引き続き高い。
「米国の金融機関」、「米国の自動車業界」、「ユーロ圏の金融政策」などに関する話題も金融市場のテーマ。
本日は、「週末金曜日」でもあり、来週29日に「FOMCが控える点」にも注視したい。
★本日発表の経済指標の詳細
※1→「耐久財受注」とは、設備投資の先行指標で、新規受注/出荷/在庫/受注残高などから構成。新規受注の中でも特に注目されるのが非国防資本財受注で、ブレの大きな航空機を除いた部分が重要視される。
※2→「新築住宅販売件数」とは、販売された新築住宅の署名ベースでの件数を表す。景気動向との関連性が深く、先行指標としても重要。
※3→「ドイツのIFO景況指数」とは、ZEW景況指数とともに欧州の指標の中で最も注目度が高いもの。約1万社の企業の役員への調査結果を指数化。現況指数と期待指数があり、景況指数はその平均で表される。
本日のトレード用のエサ
・17時00分:独)IFO景況指数
・17時30分:英)第1四半期GDP【速報値】
・17時30分:英)小売売上高指数
・21時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・22時30分:NY株式市場オープン
・23時00分:米)新築住宅販売件数
4月20日からの週の為替相場の焦点
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼ユーロ圏の金融政策に対する思惑
▼米国の大手金融機関に関する話題(決算発表・資本・ストレステスト結果)
▼米国の自動車業界の問題(資本・経営・破綻処理)
▼G7財務相・中央銀行総裁&G20財務相会合
▼米国の大手企業の決算発表
▼4月29日に次回FOMCを控える点
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4月24日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・G7&G20財務相・中央銀行総裁会議 ・米主要企業の決算発表→マイクロソフト、ゼロックス、3M、フォード、グッドイヤー ・本日より、「米政府による銀行へのストレステストの結果」の公表開始 ・明日から、「IMF世界春季総会」が開催 |
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08:50 | 日)企業向けサービス価格指数 | × | -2.6% | -2.6% | |||||||
日)全産業活動指数 | × | -2.0% | -1.7% | ||||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 82.3 | 82.1 | |||||||
↑・IFO現況指数 | 82.5 | 82.7 | |||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 82.5 | 81.6 | |||||||||
17:30 |
英)第1四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | -1.5% | -1.6% | |||||||
-3.8% | -2.0% | ||||||||||
英)小売売上高指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.3% | -1.9% | ||||||||
+1.1% | +0.4% | ||||||||||
21:30 | 米)耐久財受注 | AA | -1.5% | +3.4% | |||||||
↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | -1.3% | +3.9% | |||||||||
23:00 | 米)新築住宅販売件数 | AA | 33.7万件 | 33.7万件 | |||||||
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NY株式市場の動向に連動しやすいため、NYダウを注視しながら日々の流れを捉えたい。
週末なので様子見。
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