2月17日(火)■「米国が連休明けである点」と「NY株式市場の動向」に注目！！

本日の為替相場の焦点は、「米国が連休明けである点」と「NY株式市場の動向」にあり。

米国が連休明け。

米国の経済指標は、「NY連銀製造業景気指数」と「対米証券投資」への注目度が高い。
指標の結果はもとより、「連休明けのNY勢の動向」が気になるところ。

・「NY連銀製造業景気指数」とは、ニューヨーク地区における製造業の景況感を表す。フィラデルフィア連銀製造業景気指数とISM製造業景況指数を占うための先行指数としても注目される。
・「対米証券投資」とは、海外から米国証券への投資額。貿易収支や経常収支の赤字額との比較で重要視される。米国の赤字ファイナンスや世界的な資金の流れの分析が可能。

米国以外には、「2月3日開催分のRBA議事録」や「英国のCPI」、「ドイツのZEW景況感調査」が注目材料となる。
特に「ドイツのZEW景況感調査」はユーロ圏の経済指標の中で最も注目度の高いものの1つ。「英国のCPI」や「ドイツのZEW景況感調査」は、このところ継続しているユーロ売りやポンド売りの傾向を加速させやすいだろう。

その他、本日が「GMやクライスラーの再建計画提出期限を控える点」にも注意したい。

方向感がなく不安定な推移を続けている「NY株式市場の動向」は引き続き注視。
米国の「金融安定化策」や「景気対策法案」、「住宅関連の対策」に関する話題や思惑は引き続き重要視されそうだ。

明日に、「米国の住宅差し押さえ対策の発表」や「1月27日・28日開催分のFOMC議事録」を控える点、明日から「欧州の金融機関の決算が相次ぐ」点も材料視される可能性がある。

本日のトレード用のエサ
▼主要材料
・09時30分：豪)RBA議事録（2月3日開催分）
→金利先安観が強まれば豪ドル売りへ。
・18時30分：英)消費者物価指数＆【コア】
→ポンド売りのキッカケになりやすい
・19時00分：独)ZEW景況感調査
→注目度高し。ユーロ売りのキッカケになりやすい。
・22時30分：米)NY連銀製造業景気指数
→連休明けのNY勢の初動を見極めたい。
・23時00分：米)対米証券投資
→流れに追随する形で。
・23時30分：NY株式市場オープン
→リスク回避の動向と相関性が高い。ここのところ不安定な推移が継続中。

2月16日からの週の為替相場の焦点
▼G7会合明けの各金融市場の反応
▼米国が月曜日休場で連休明けとなる点
▼17日がGMとクライスラーの再建計画提出期限日
▼欧州の金融機関の決算発表
▼1月27日・28日開催分のFOMC議事録
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言(バーナンキFRB議長の講演もあり)
▼米国の金融や景気対策に対する話題や思惑

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2月17日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米国が連休明け ・RBA議事録（2月3日開催分） ・GM＆クライスラーの再建計画提出期限日 ・米主要企業決算発表→ウォルマート ・明日にBOE議事録(2月4日・5日開催分)を控える ・明日から欧州の金融機関の決算が相次ぐ ・明日に米国の住宅差し押さえ対策の発表を控える ・明日にFOMC議事録(1月27日・28日開催分)を控える
08:50		日)第3次産業活動指数	△	-1.5%	-0.9%
09:30		豪)RBA議事録（2月3日開催分）	◎	-	-
15:00		日)工作機械受注	×	-	-84.4%
17:15		ス)実質小売売上高	△	-	-1.4%
18:30		英)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	-1.0%	-0.4%
				+2.7%	+3.1%
		↑・消費者物価指数【コア】[前年比]		+1.0%	+1.1%
		英)小売物価指数 [前月比/前年比]	△	-1.4%	-1.4%
				-0.2%	+0.9%
		↑・小売物価指数【コア】[前年比]		+2.1%	+2.8%
		英)DCLG住宅価格	×	-10.1%	-8.6%
19:00		独)ZEW景況感調査	◎	-25.0	-31.0
		欧)ZEW景況感調査	△	-27.5	-30.8
		欧)貿易収支	×	-67億	-70億
22:30		米)NY連銀製造業景気指数	A	-23.7	-22.2
23:00		米)対米証券投資[ネット長期フロー]	A	+200億	-217億
		↑・[ネットフロー合計]		-	+568億
27:00		米)NAHB住宅市場指数	C	8	8
		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の講演 【経済関連】	BB	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

本日のNY勢の動向を見極めつつ参入。

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本日のNY勢の動向を見極めつつ参入。

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