本日の為替相場の焦点は、『米消費者信頼感指数』と『明日にFOMC政策金利&声明の発表を控える点』にあり。
米国の経済指標は、「消費者信頼感指数」への注目度が高い。
「消費者信頼感指数」とは、消費者に対する「現在」と「6ヵ月後」の景況感のアンケート結果。「現在」に関するものは[経済+雇用]で、「6ヵ月後」に関するものは[経済+雇用+所得]に関する調査内容となっている。個人消費の動向把握に重要とされ、最近の金融市場へのインパクトも大きく、注目度はかなり高い。
また、明日に「FOMC政策金利&声明の発表」が控える点にも注目したい。一部では大幅利下げの憶測もあるほか、昨日、トリシェECB総裁が次回利下げの可能性に言及したことからも各国の金融政策の動向に注目が集まっている。金融市場におけるビックイベントであることからポジション調整などが出る可能性も高い。
「NY株式市場」には引き続き注意。NY株式市場は依然として先の見えない下落傾向にあり、その動向に為替相場が大きくつられる傾向が継続している。
また、10月の月末要因も気になるところ。米系ファンドの多くが11月に決算期を迎えるため資産売却などが進めば、予想以上の大きな変動にも繋がりやすい。
本日の注目材料
→米国以外
▼特になし
→米国
▼米)消費者信頼感指数
▼金融当局者や要人による発言
今週の為替相場の焦点
・円買い及びドル買いの加速
・FOMC政策金利及び声明
・世界的な景気動向への思惑
・米国の経済指標
・NY株式市場の動向
・金融当局者や要人の発言
・10月の月末要因
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・米財務省2年債入札 | ||||||||
08:01 | 英)BOE金融安定報告 | △ | - | - | ||||
08:50 | 日)大型小売店販売額【速報値】 | × | -2.7% | -2.2% | ||||
日)小売業販売額【速報値】 | × | ±0.0% | +0.7% | |||||
09:30 | 豪)第3四半期NAB企業信頼感指数 | × | - | -8 | ||||
16:10 | 独)GFK消費者信頼感調査 | △ | 1.5 | 1.8 | ||||
20:00 | 英)CBI流通取引調査 | △ | - | -27 | ||||
22:00 | 米)S&P/ケースシラー住宅価格 | C | -16.6% | -16.4% | ||||
23:00 | 米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | -22 | -18 | ||||
米)消費者信頼感指数 | S | 52.0 | 59.8 | |||||
要人発言予定 | ||||||||
23:45 | 米)ポールソン:財務長官★講演 | |||||||
26:00 | 欧)ビーニ・スマギECB理事◆講演 | |||||||
26:15 | 英)べズリーMPC委員◆講演 | |||||||
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円買いヨリも、FOMC睨み
ドル買いヨリも、FOMC睨み
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