週明け月曜日。
本日の為替相場の焦点は、『ドル買い及び円買いの加速』と『NY株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は「新築住宅販売件数」への注目度が高い。
「新築住宅販売件数」とは、販売された新築住宅の署名ベースでの件数を表す。景気動向との関連性が深く、先行指標としても重要。住宅動向は現在の金融不安の根本となる問題でもあり、出尽くし感もある一方で、注目度は依然として高い。
米国以外では、「ドイツのIFO景況指数」も大きな注目を集めている。
「ドイツのIFO景況指数」は、先々週発表されたZEW景況指数とともに欧州の指標の中で最も注目度が高いもの。約1万社の企業の役員への調査結果を指数化。現況指数と期待指数があり、景況感指数はその平均で表される。
現在、世界的な景気動向が金融市場の焦点となっており、ユーロ売りの材料とされやすい。
また、「NY株式市場の動向」にも引き続き注目が集まる。「NY株式市場の動向」は、現在の為替相場に大きな影響を与えている。
今週は29日に「FOMCの政策金利と声明の発表」が控える。
ビックイベントを控え、先週加速した「リスク回避の円買い」と「円以外の通貨に対するドル買い」の動向の行方に大きな注目が集まる。
本日の注目材料
→米国以外
▼独)IFO景況指数
▼欧)トリシェ:ECB総裁◆講演
→米国
▼米)新築住宅販売件数
▼金融当局者や要人による発言
今週の為替相場の焦点
・円買い及びドル買いの加速
・FOMC政策金利及び声明
・世界的な景気動向への思惑
・米国の経済指標
・NY株式市場の動向
・金融当局者や要人の発言
・10月の月末要因
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・ニュージーランド休場(レイバーデー) ・日本政府の金融安定化策発表 ・英国及び欧州が冬時間へ移行 ・米財務省5年物インフレ連動債入札 |
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08:50 | 日)企業向けサービス価格指数 | × | +1.2% | +1.4% | ||||
18:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 91.0 | 92.9 | ||||
↑・IFO現況指数 | 97.0 | 99.8 | ||||||
↑・IFO景気期待指数 | 85.0 | 86.5 | ||||||
欧)マネーサプライM3【季調済】 | × | +8.5% | +8.8% | |||||
23:00 | 米)新築住宅販売件数 | AA | 45.5万件 | 46.0万件 | ||||
要人発言予定 | ||||||||
18:30 | 欧)トゥンペル・グゲレルECB理事◆講演 | |||||||
22:55 | 欧)トリシェ:ECB総裁◆講演 | |||||||
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週初で様子見傾向が強いものの、円買いヨリで。
週初で様子見傾向が強いものの、ドル買いヨリで。
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