本日の為替相場の焦点は、『FOMC政策金利&声明の発表』と『NY株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は、「耐久財受注」への注目度が高い。
「耐久財受注」とは、設備投資の先行指標で、新規受注/出荷/在庫/受注残高などから構成。新規受注の中でも特に注目されるのが非国防資本財受注。ブレの大きな航空機を除いた部分が重要視される。
ここ最近の発表で相場が大きく動いていることからも注目度は高いが、本日はFOMCを控えることから小動きで終わる可能性もある。
27時15分には、「FOMC政策金利」が発表される。
市場は0.50%の利下げを織り込んでいるが、実際にいくら利下げされるかや同時に発表される声明での追加利下げへの言及に大きな注目が集まる。
昨日から大きく動いているように、今後の相場の流れを決定する上で大きなキッカケとなりそうだ。発表の前後、両方の動きに注目したい。
為替相場自体の反応もそうだが、「NY株式市場」の反応が重要となるだろう。
また、10月の月末要因も気になるところ。
本日はスポットレベル(2営業日後決算)での10月最終取引日となる。
本日の注目材料
→米国以外
▼NZ)貿易収支
▼日)鉱工業生産【速報値】
→米国
▼米)耐久財受注&【除輸送用機器】
▼米)FOMC政策金利&声明発表
▼金融当局者や要人による発言
今週の為替相場の焦点
・円買い及びドル買いの加速
・FOMC政策金利及び声明
・世界的な景気動向への思惑
・米国の経済指標
・NY株式市場の動向
・金融当局者や要人の発言
・10月の月末要因
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
|||||
- | ||||||||
06:45 | NZ)貿易収支 | ◎ | -5.50億 | -7.50億 | ||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | -3.5% | ||||
-0.4% | -6.9% | |||||||
未定 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
△ | -0.2% | -0.1% | ||||
+2.4% | +2.9% | |||||||
18:30 | 英)マネーサプライM4【確報値】 | △ | - | +12.2% | ||||
英)消費者信用残高 | × | +10億 | +12億 | |||||
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | +0.7% | |||||
+13.3% | +13.7% | |||||||
南ア)CPIX [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.9% | ||||||
+13.3% | +13.6% | |||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請件数 | C | - | -16.6% | ||||
21:30 | 米)耐久財受注 | AA | -1.0% | -4.8% | ||||
↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | -1.5% | -3.3% | ||||||
23:35 | 米)週間原油在庫 | B | - | +381万 | ||||
27:15 | 米)FOMC政策金利発表 | SS | 50bp利下 1.00% |
50bp利下 1.50% |
||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
24:00 | 独)シュタインブリュック財務相◆講演 | |||||||
27:00 | 英)ブランチフラワー:BOE委員◆講演 | |||||||
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FOMCをキッカケに大きく動くか。臨機応変に。
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