本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』や『NY株式市場の動向』、そして『明日にBRICs首脳会談を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・「NY連銀製造業景気指数」
・「対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
注目度の高いモノは特にない。
経済指標以外では、
・「G8財務相会合明けである点」
・「明日にBRICs首脳会談を控える点」
・「週明け月曜日である点」
・「15日のゴトオ日である点」
・「株式市場の動向(NY中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の長期金利や債券価格の動向」
・「NY原油や金など商品市場の動向」
などに注目したい。
★★★
週明け月曜日で15日のゴトオ日。
「G8財務相会合」明けでもある。
まず最初に、先週末に開催された「G8財務相会合」への反応を見極めたいところ。特に大きな反応はないと思われるが、明日に「BRICs首脳会談」を控える事もありシッカリと流れを捉えていおきたい。
「BRICs首脳会談」は、『新しい準備通貨に関する話題』が議題になるのではと大きな注目を集めている。
本日は、「NY連銀製造業景気指数」と「対米証券投資」が注目材料。金融市場はその結果に一喜一憂しやすい。
「NY株式市場」や「米長期金利」の動向も引き続き要監視対象としたい。その上下に為替相場が大きく影響を受けやすい地合いが継続している。
今週は注目材料が多く、毎日のように「注目度の高い材料」が予定されている他、来週に「FOMC」を控えるため、思惑やポジション調整等で大きく動き出す可能性も高い。
本日のトレード用のエサ
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
・22時30分:NY株式市場オープン
6月15日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼先週末に開催されたG8財務相会合の影響
▼BRICs首脳会談への思惑や結果(新たな準備通貨への言及)
▼NY株式市場の動向
▼米長期金利や債券価格の動向(ドルの動向に影響)
▼米国の経済指標
▼金融当局者や要人の発言(バーナンキやトリシェ中心)
▼来週23日・24日にFOMCを控えた思惑やポジション調整
▼金融市場のリスク許容度(リスク志向・選好orリスク回避)
▼ドル売りヨリ地合いの行方(米雇用統計後は揉み合い気味)
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6月15日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・G8財務相会合明け ・15日のゴトオ日 ・日銀金融政策決定会合(15日・16日、明日16日に政策金利発表) ・明日に、『BRICs首脳会談』(新たな準備通貨に関する話題が注目)を控える |
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07:45 | NZ)第1四半期製造業売上高 | × | -1.0% | ±0.0% | |||||||
16:15 | 欧)トゥンペル・グゲレル:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
20:00 | 独)ウェーバー:独連銀総裁の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
21:30 | 加)製造業出荷 | △ | -1.8% | -2.7% | |||||||
加)新車販売台数 | × | ±0.0% | +6.3% | ||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | A | -5.10 | -4.55 | ||||||||
21:45 | 米)タルーロ:FRB理事の講演【金融関連】 | B | 要人発言 | ||||||||
22:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +529億 | +558億 | |||||||
↑・【ネットフロー合計】 | - | +232億 | |||||||||
22:30 |
米)エバンス:シカゴ連銀総裁の講演 【金融危機関連】 |
BB | 要人発言 | ||||||||
26:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 17 | 16 | |||||||
欧)トゥンペル・グゲレル:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | |||||||||
翌7:00 |
米)デューク:FRB理事の講演 【金融危機関連】 |
BB | 要人発言 | ||||||||
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方向感がなく、日替わりで捉えにくいため、ユーロドルをメインとしたい。
ドル売りヨリ。[下落時の押し目狙い]&[上昇・加速時の追随]
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