本日の為替相場の焦点は、『NYダウの動向』と『FOMC政策金利&声明発表』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「中)貿易収支」
・「英)貿易収支」
・「加)住宅着工件数」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「日)BOJ政策金利&声明発表&日銀総裁の会見」
・「米)3年利付国債入札(340億ドル)」
・「米)FOMC政策金利&声明発表」
・「ゴトオ日」
・「『米国の雇用統計』の発表明けでの影響」
・「米国の主要企業の決算」
・「金融当局者や要人による発言」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「米国の金融政策に対する思惑(追加金融緩和策、低金利長期化懸念、景気先行き懸念)」
・「今週相次ぐ『米国債入札』の状況」
・「中国の景気先行きに関する思惑(今週、中国の主要経済指標発表が相次ぐ)」
・「ドル売り優勢の地合いの行方(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し&その他)」
・「市場のリスク許容度の方向性(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)」
などの要因に注意したい。
★★★
10日のゴトオ日。
「米国の経済指標」は、「第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用」に注目が集まる。
また、本日は、「FOMC政策金利&声明発表」が予定されており、大きな焦点となっている。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
今週相次ぐ「米国の主要企業の決算」は「米国の株式市場」の動向を左右しやすく、「米国債入札(10日・11日・12日)」は「米国の長期金利」の動向に影響を与えやすい。
今週はなんと言っても、
「米国の雇用統計発表明け」での影響や、「FOMC政策金利&声明発表」での動向が最大の焦点となる。
先週末に発表された「米国の雇用統計」では、弱めの内容だったことから、発表後にドル売りが加速した。
「FOMC政策金利&声明発表」では、政策金利は据え置きが濃厚視されているものの、ここ最近になって「追加金融緩和策」への思惑が噴出しているため、その内容次第では大きな変動のキッカケになる可能性も高い。
直近の為替市場は、
「ドル売り優勢の地合い」が加速している他、「株式市場主導での金融市場のリスク許容度での流れ」にも大きく影響を受けている。
これらが「米国の雇用統計」や「FOMC政策金利&声明発表」を受けてどのように変化するのか見極める事が重要となるだろう。
また、今週は、「注目度の高い米国の経済指標」の発表も数多く予定されているため、大きな変動には十分に注意しつつ、上手く流れに乗って利益化したいところ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
→据え置きで、声明どもサプライズなしで、いつものように反応薄
・時刻未定:中)貿易収支
→内容次第
・15時30分:日)白川日銀総裁の会見
→注目度は高いが、反応は薄い可能性が高い
・17時30分:英)貿易収支
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用
→FOMC結果発表直前で未知数
・26時00分:米)3年利付国債入札(340億ドル)
→FOMC結果発表直前で未知数
・27時15分:米)FOMC政策金利&声明発表
→追加金融緩和策への思惑が噴出しているが、どうでるか。いずれにせよ、今回はいつもよりも注目度がアップしているため、大きな反応になりやすいとみる
▼その他の本日の注目材料や注目点
・ゴトオ日
・『米国の雇用統計』の発表明けでの影響
・米国の主要企業の決算
・金融当局者や要人による発言
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・米国の金融政策に対する思惑(追加金融緩和策、低金利長期化懸念、景気先行き懸念)
・今週相次ぐ『米国債入札』の状況
・中国の景気先行きに関する思惑(今週、中国の主要経済指標発表が相次ぐ)
・ドル売り優勢の地合いの行方(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し&その他)
・市場のリスク許容度の方向性(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
8月9日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計の発表明けでの各市場の反応や影響
▼FOMC政策金利&声明発表(10日)への思惑や結果での反応
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼ドル売り優勢の地合いの行方(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し&その他)
▼市場のリスク許容度の方向性(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
▼米国を中心とした主要な経済指標
▼米国の金融政策に対する思惑(追加金融緩和策、低金利長期化懸念、景気先行き懸念)
▼米国の長期金利の動向
▼米国の主要企業の決算
▼今週相次ぐ米国債入札の状況
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼8月中旬に大量の米国債償還・利払いが行われる影響
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼中国の景気先行きに関する思惑(今週、中国の主要経済指標発表が相次ぐ)
▼欧米が夏休み入りし始める事や日本がお盆休みに入る事での影響(流動性低下など)
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8月10日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・10日のゴトオ日 ・『FOMC政策金利&声明発表』当日 ・米国の主要企業の決算発表 |
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08:01 | 英)RICS住宅価格 | △ | +5% | +9% | |||||||
10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +8 | |||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +4 | |||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | 0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
|||||||
未定 | 中)貿易収支 | ○ | +196億 | +200億 | |||||||
15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +0.2% | |||||||
+1.1% | +1.1% | ||||||||||
独)卸売物価指数 | × | - | -0.2% | ||||||||
日)工作機械受注 | × | - | +143.8% | ||||||||
15:30 | 日)白川日銀総裁の会見 | ◎ | 要人発言 | ||||||||
15:45 | 仏)製造業生産指数 | × | +0.4% | +0.5% | |||||||
仏)鉱工業生産 | △ | -0.2% | +1.7% | ||||||||
17:30 | 英)貿易収支 | ○ | -78.00億 | -80.62億 | |||||||
英)DCLG住宅価格 | × | +9.8% | +11.0% | ||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 18.40万件 | 18.93万件 (19.28万件) |
|||||||
21:30 | 加)新築住宅価格指数 | △ | +0.2% | +0.3% | |||||||
米)第2四半期非農業部門労働生産性 【速報値】 |
BB | +0.2% | +2.8% | ||||||||
↑・単位労働費用【速報値】 | +1.5% | -1.3% | |||||||||
23:00 | 米)卸売在庫 | C | +0.4% | +0.5% | |||||||
米)IBD/TIPP景気楽観度指数 | C | 45.6 | 44.7 | ||||||||
26:00 | 米)3年利付国債入札(340億ドル) | BB | - | - | |||||||
27:15 | 米)FOMC政策金利&声明発表 | SS | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
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「米・雇用統計」発表明けであることや、直近に「FOMC」結果発表が控えるため、基本的には様子見だが、チャンスがあれば臨機応変に
「米・雇用統計」発表明けであることや、直近に「FOMC」結果発表が控えるため、基本的には様子見だが、チャンスがあれば臨機応変に
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