FOMC明け。
本日の為替相場の焦点は、『FOMC後の各市場の反応』と、米経済指標の『四半期GDP』及び『中古住宅販売件数』にあり。
大きな注目を集めたFOMCが公表された。
FOMC声明において利上げに対する明確な示唆がなかった事から発表後にドルは売られた。本日の各市場における反応に注目が集まる。ドル売りが継続するかどうかを見極めたい。
米国の経済指標は、『四半期GDP』と『中古住宅販売件数』に注目が集まる。
『四半期GDP』は、第1四半期分が既に【速報値】→【改定値】→【確報値】と3回目の発表だが、毎回それなりに市場は反応している為、監視対象となる。
『中古住宅販売件数』とは、中古住宅のうち所有権の移転が完了したもの。景気動向との関連性が深く、先行性があるといわれている。
本日は時間的に後に発表されることもあり、FOMC後の市場を動かすキッカケになりやすいだろう。
NY株式市場は、FOMC後に急騰したが、結局は前日比小幅プラスで終了している。再度下方向を向けば為替相場にも大きな影響を与えそうだ。その動向には引き続き注視したい。
月末・四半期末要因にも注意が必要。
★本日の注目材料
→米国以外
▼特になし
→米国
▼四半期GDP【確報値】
▼中古住宅販売件数
★今週の為替相場の焦点
▼FOMCとその声明に対する思惑と結果
▼日々発表される米国の経済指標
▼インフレ懸念や景気後退懸念、信用不安などの市場のセンチメント動向
▼NY株式や債権、原油・商品など他の金融市場の動向
▼今後の米国の金融政策に関する思惑
▼ユーロ圏のインフレ動向や金融政策、それに対する思惑
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・米財務省5年債入札 | ||||||||
07:45 | NZ)第1四半期経常収支 | △ | -17.00億 | -34.10億 | ||||
15:00 | 独)輸入物価指数 | △ | +1.5% | +0.9% | ||||
17:00 | 欧)マネーサプライM3【季調済】 | △ | +10.4% | +10.6% | ||||
18:30 | 南ア)生産者物価指数 | ○ | +12.4% | +12.4% | ||||
21:30 | 米)第1四半期GDP【確報値】 | AA | +1.0% | +0.9% | ||||
↑・個人消費【確報値】 | +1.0% | +1.0% | ||||||
↑・GDPデフレーター【確報値】 | +2.6% | +2.6% | ||||||
↑・コアPCEデフレーター【確報値】 | +2.1% | +2.1% | ||||||
米)新規失業保険申請件数 | B | 37.5万件 | 38.1万件 | |||||
23:00 | 米)CB求人広告指数 | C | 19 | 19 | ||||
米)中古住宅販売件数 | AA | 495万件 | 489万件 | |||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
10:30 | 日)中村:日銀審議委員■あいさつ[旭川市金融経済懇談会] | |||||||
17:45 | 英)キング:BOE総裁◆議会証言【四半期インフレレポートについて】 | |||||||
20:30 | 米)コーン:FRB副議長★講演【金融政策関連】 | |||||||
22:00 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁★講演【マクロ経済】 | |||||||
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今週の動向→方向感なし 昨日の動向→ドル売りヨリ FOMC後ドル売りとなったが、他のドルストレートに比べ、ドル円は底堅い。 NY株式市場の下落が加速すれば下を試しやすいが、現状ではクロス円か他のドルストレートの方が扱いやすそうだ。
今週の動向→多少のドル売りヨリ 昨日の動向→ドル売りヨリ まだまだレンジ継続ながらも、ドル売りヨリのスタンスを取りたい。
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