本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)消費者物価指数&【コア】」
・「米)小売売上高&【除自動車】」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「NZ)小売売上高&【除自動車】」
・「独)第2四半期GDP【速報値】」
・「欧)第2四半期GDP【速報値】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「日)BOJ議事録(7月14日・15日開催分)」
・「週末要因」
・「15日に大量の『米国債償還・利払い』が行われる影響」
・「米国の主要企業の決算」
・「金融当局者や要人による発言」
・「円高牽制発言や介入への思惑」
・「市場のリスク許容度の方向性(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「米国の金融政策に対する思惑(追加金融緩和策、低金利長期化懸念、景気先行き懸念)」
・「中国の景気先行きに関する思惑」
・「欧米が夏休み入りし始める事や日本がお盆休みに入る事での影響(流動性低下など)」
などの要因に注意したい。
★★★
週末金曜日。
本日発表の「米国の経済指標」は、「消費者物価指数&【コア】」と「小売売上高&【除自動車】」、「ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」の3種類に大きな注目が集まっている。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
直近の為替相場では、株式市場が軟調なことから「リスク回避の流れ」が加速している点、FOMC以降において円以外の通貨に対して「ドルの買い戻し」が優勢な点、などの傾向が顕著となっており、これらの動向には引き続き注意したい。
また、「円高牽制発言や介入への思惑」による動向も気になるところ。
更には、「週末要因」や「15日に大量の『米国債償還・利払い』が行われる影響」も要注意材料となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・07時45分:NZ)小売売上高&【除自動車】
→内容が重要。影響力大
・08時50分:日)BOJ議事録(7月14日・15日開催分)
→反応は薄いだろう
・15時00分:独)第2四半期GDP【速報値】
・18時00分:欧)第2四半期GDP【速報値】
→注目度はそれなりに高いが、反応の度合いは相場の気分次第か。先行する独で動けば、欧の方にも注意したい
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→本日の米国の経済指標は、21時30分と22時55分のこの2つの時間に要注意。引き続きNYダウの動向が重要となるほか、週末金曜日でもあることから、ロンドンフィキシングや週末に向けての動向にも注意したいところ
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・15日に大量の『米国債償還・利払い』が行われる影響
・米国の主要企業の決算
・金融当局者や要人による発言
・円高牽制発言や介入への思惑
・市場のリスク許容度の方向性(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・米国の金融政策に対する思惑(追加金融緩和策、低金利長期化懸念、景気先行き懸念)
・中国の景気先行きに関する思惑
・欧米が夏休み入りし始める事や日本がお盆休みに入る事での影響(流動性低下など)
8月9日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計の発表明けでの各市場の反応や影響
▼FOMC政策金利&声明発表(10日)への思惑や結果での反応
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼ドル売り優勢の地合いの行方(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し&その他)
▼市場のリスク許容度の方向性(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
▼米国を中心とした主要な経済指標
▼米国の金融政策に対する思惑(追加金融緩和策、低金利長期化懸念、景気先行き懸念)
▼米国の長期金利の動向
▼米国の主要企業の決算
▼今週相次ぐ米国債入札の状況
▼金融当局者や要人による発言
▼8月中旬に大量の米国債償還・利払いが行われる影響
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼中国の景気先行きに関する思惑(今週、中国の主要経済指標発表が相次ぐ)
▼欧米が夏休み入りし始める事や日本がお盆休みに入る事での影響(流動性低下など)
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8月13日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・米国の主要企業の決算発表 ・15日に大量の『米国債償還・利払い』が行われる |
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07:45 | NZ)小売売上高 | ◎ | +0.5% | +0.4% | |||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.5% | -0.2% | |||||||||
08:50 | 日)BOJ議事録(7月14日・15日開催分) | ○ | - | - | |||||||
15:00 |
独)第2四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +1.3% | +0.2% | |||||||
+2.4% | +1.6% | ||||||||||
15:45 | 仏)消費者物価指数[前年比] | × | +1.6% | +1.5% | |||||||
仏)第2四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
× | +0.4% | +0.1% | ||||||||
+1.5% | +1.2% | ||||||||||
16:15 |
ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比] |
△ | -0.2% | -0.4% | |||||||
+0.8% | +0.9% | ||||||||||
18:00 | 欧)貿易収支 | × | - | -34億 | |||||||
欧)第2四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.7% | +0.2% | ||||||||
+1.4% | +0.6% | ||||||||||
21:30 | 加)新車販売台数 | × | +2.0% | +0.2% | |||||||
米)消費者物価指数[前月比/前年比] | AA | +0.2% | -0.1% | ||||||||
+1.2% | +1.1% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.2% | |||||||||
+0.9% | +0.9% | ||||||||||
米)小売売上高 | AA | +0.5% | -0.5% | ||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.3% | -0.1% | |||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | AA | 69.0 | 67.8 | |||||||
23:00 | 米)企業在庫 | B | +0.2% | +0.1% | |||||||
24:30 |
米)ホーニグ:カンザスシティ連銀総裁 の発言 |
B | 要人発言 | ||||||||
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基本様子見だが、チャンスがあれば臨機応変に。米国債の償還利払いも気になるところ
ドル買い・ユーロ売り方向ヨリ
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)