本日の為替相場の焦点は、『米小売売上高』と『NY株式市場の動向』、そして『明日にG8財務相会合を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・「新規失業保険申請件数」
・「小売売上高」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「オーストラリアの雇用統計」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「ニュージーランドの政策金利発表」
・「明日にG8財務相会合を控える点」
・「株式市場の動向(NY中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の財政赤字や格下げへの懸念」
・「米国債の入札状況や米長期金利、債券価格の動向」
・「NY原油や金など商品市場の動向」
などに注目したい。
★★★
本日のメインは「米小売売上高」。
今週発表される経済指標の中で一番の注目度を誇る。結果が市場予想とかけ離れるようであれば大きな反応になりやすい。
「NY株式市場の動向」への監視は継続。その上下に為替相場は影響を受けやすい地合い。
その他、「昨日の相場でドル買いが加速した事」や「米長期金利の動向」、「明日にG8財務相会合が控える点」にも注意したい。
「米長期金利の動向」と「ドルの動向」の相関性が高まっている。
本日のトレード用のエサ
・06時00分:NZ)RBNZ政策金利発表
・10時30分:豪)新規雇用者数&失業率
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分:NY株式市場オープン
6月8日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標(小売売上高が中心)
▼金融当局者や要人の発言
▼ベージュブック(米地区連銀経済報告)
▼金融市場のリスク許容度(リスク志向・選好orリスク回避)
▼ドル売りヨリ地合いの行方(先週米雇用統計でドル買い戻しへ)
▼米長期金利や債券価格の動向、米国債入札への思惑や結果
▼米国の財政や格付けへの懸念(財政赤字拡大、格下げ懸念)
▼米国の金融機関に関する話題(資本増強計画提出期限など)
▼G8財務相会合に対する思惑(12日・13日にイタリアで開催)
【ヒロセ通商】通常5000円+乗り換え2000円に加えて、ザイFX!限定4000円!
6月11日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・RBNZ政策金利発表 ・米30年債入札(26時頃) ・明日から、イタリアでG8財務相会合が開催 |
|||||||||||
06:00 | NZ)RBNZ政策金利発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
50bp 利下げ 2.50% |
|||||||
08:50 |
日)第1四半期GDP【二次速報】 [前期比/前期比年率] |
△ | -4.0% | -4.0% | |||||||
-15.0% | -15.2% | ||||||||||
↑・GDPデフレータ【二次速報】[前年比] | +1.1% | +1.1% | |||||||||
10:00 | 豪)消費者インフレ期待 | △ | - | +2.3% | |||||||
10:30 | 豪)新規雇用者数 | ◎ | -3.00万人 | +2.73万人 | |||||||
↑・失業率 | 5.7% | 5.4% | |||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | |||||||
21:30 | 加)第1四半期設備稼働率 | × | 71.5% | 74.7% | |||||||
米)小売売上高 | S | +0.5% | -0.4% | ||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.2% | -0.5% | |||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | A | 61.5万件 | 62.1万件 | ||||||||
23:00 | 米)企業在庫 | B | -1.0% | -1.0% | |||||||
26:05 |
米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の 講演 |
B | 要人発言 | ||||||||
26:50 | 加)カーニー:BOC総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
|
方向感がなく、日替わりで捉えにくい。
ドル売りヨリ。[下落時の押し目狙い]&[上昇・加速時の追随]
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)