6月10日(水)■ゴトオ日。『米貿易収支』と『NY株式市場の動向』、そして『ベージュブック』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米貿易収支』と『NY株式市場の動向』、そして『ベージュブック』にあり。

10日のゴトオ日。

米国の経済指標は、
・「貿易収支」
・「財政収支」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「英国の鉱工業生産」
・「英国の貿易収支」
・「カナダの貿易収支」
などが主な注目材料。

経済指標以外では、
・「ベージュブック」
・「10日ゴトオ日である点」
・「株式市場の動向(NY中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の財政赤字や格下げへの懸念」
・「米国債の入札状況や長期金利、債券価格の動向」
・「NY原油や金など商品市場の動向」
などに注目したい。

★★★

今週に入って重要度の高い経済指標などの発表はなかったが、本日より日々予定されている。
本日は、「貿易収支」と「ベージュブック」への注目度が高い。
特に「ベージュブック」は、先週の雇用統計の良い結果などから「米国の早期利上げ観測」も噴出しているため、従来よりも注目度が増している。
その他、「米国の財政赤字や格下げ」が懸念される中、「財政収支」も場合によっては変動要因となり得る。

また、先週の米雇用統計発表以降ドル買いに傾いていた相場が、昨日の欧州＆NY市場で「ドル売り・欧州通貨買いヨリ」となった点にも注目したい。本格的にドル売りが再開されれば相場が大きく動意付く可能性も高い。
「NY株式市場の動向」への監視を継続。金融市場ののリスク許容度を見極めたい。

本日のトレード用のエサ
・17時30分：英)鉱工業生産
・17時30分：英)貿易収支
・21時30分：米)貿易収支
・22時30分：NY株式市場オープン
・27時00分：米)ベージュブック(地区連銀経済報告)
・27時00分：米)月次財政収支

6月8日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標(小売売上高が中心)
▼金融当局者や要人の発言
▼ベージュブック(米地区連銀経済報告)
▼金融市場のリスク許容度(リスク志向・選好orリスク回避)
▼ドル売りヨリ地合いの行方(先週米雇用統計でドル買い戻しへ)
▼米長期金利や債券価格の動向、米国債入札への思惑や結果
▼米国の財政や格付けへの懸念(財政赤字拡大、格下げ懸念)
▼米国の金融機関に関する話題(資本増強計画提出期限など)
▼G8財務相会合に対する思惑(12日・13日にイタリアで開催)

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6月10日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・10日のゴトオ日 ・中国の消費者物価指数の発表日(日本時間11時00分) ・米10年債入札(26時頃)
08:50		日)機械受注 [前月比/前年比]	△	-0.6%	-1.3%
				-29.5%	-22.2%
		日)企業物価指数 [前月比/前年比]	×	-0.3%	-0.4%
				-5.1%	-3.8%
10:00		豪)Westpac消費者信頼感指数	△	-	-4.3%
15:00		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	△	-0.1%	-0.1%
				±0.0%	±0.0%
17:30		英)鉱工業生産 [前月比/前年比]	◎	-0.1%	-0.6%
				-12.4%	-12.4%
		英)製造業生産高 [前月比/前年比]	△	+0.1%	-0.1%
				-12.6%	-12.9%
		英)貿易収支	○	-64.00億	-65.89億
20:00		南ア)製造業生産 [前月比/前年比]	×	-0.3%	+0.1%
				-18.3%	-11.7%
		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	-16.2%
		欧)ゴンザレス・パラモ：ECB理事の講演	△	要人発言
21:30		加)貿易収支	○	+10億	+11億
		加)新築住宅価格指数	△	-0.3%	-0.5%
		米)貿易収支	AA	-290億	-276億
23:00		米)ラッカー：リッチモンド連銀総裁 の講演	BB	要人発言
23:30		米)週間原油在庫	BB	-	+287万
25:15		米)デューク：FRB理事の講演	B	要人発言
25:30		欧)シュタルク：ECB理事の講演	△	要人発言
27:00		米)ベージュブック(地区連銀経済報告)	AA	-	-
		米)月次財政収支	A	-1810億	-1659億
29:20		英)センタンス：BOE委員の講演	△	要人発言
翌6:00		NZ)RBNZ政策金利発表	◎	2.50% 据え置き	50bp 利下げ 2.50%
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

方向感がなく、日替わりで捉えにくい。ユーロドルやクロス円主体で。

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ドル売りヨリ。[下落時の押し目狙い]＆[上昇・加速時の追随]

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