本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『リスク回避の流れの継続』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)生産者物価指数&【コア】」
・「米)住宅着工件数/建設許可件数」
・「米)鉱工業生産」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「英)消費者物価指数&【コア】」
・「独)ZEW景況感調査」
・「欧)ZEW景況感調査」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「豪)RBA議事録(8月3日開催分)」
・「豪)スティーブンスRBA総裁の発言」
・「米国の主要企業の決算→ウォルマート・ストアーズ、ホームデポ、その他」
・「金融当局者や要人による発言」
・「15日に大量の『米国債償還・利払い』が行われた影響」
・「円以外の通貨に対してドル買い優勢地合いの継続(FOMC後の傾向)」
・「市場のリスク許容度の方向性(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「円高牽制発言や介入警戒感での反応」
・「米国の金融政策に対する思惑(低金利長期化懸念、景気先行き懸念など)」
・「世界的な景気減速懸念」
・「中国の景気先行きに関する思惑」
・「欧米が夏休みに入りでの影響(流動性低下など)」
・「日本がお盆休み明けでの影響(流動性低下など)」
などの要因に注意したい。
★★★
本日発表の「米国の経済指標」は、「生産者物価指数&【コア】」と「住宅着工件数/建設許可件数」、「鉱工業生産」がメイン。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
先月中旬から相次いでいる「米国の主要企業の決算」は「米国の株式市場」の動向を左右しやすい。
直近の為替相場では、株式市場が軟調なことから「リスク回避の流れ」が加速している点、FOMC以降において円以外の通貨に対して「ドルの買い戻し」が優勢な点、などの傾向が顕著となっているため、これらの動向には引き続き注目したい。
また、「円高牽制発言や介入警戒感での反応」や「8月中旬に大量の米国債償還・利払いが行われた影響」、「欧米の夏休み入りや日本のお盆休みでの影響」にも注意が必要。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)RBA議事録(8月3日開催分)
→金融政策への思惑が噴出すれば、大きな反応につながりやすい
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
→結果でのインパクトが大きい
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
→ユーロ圏の経済指標の中でも特に注目度が高いもの。その反応で相場の嗜好を見極めたい
・19時00分:豪)スティーブンスRBA総裁の発言
→言及次第
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・22時15分:米)鉱工業生産
→本日は2種類の時間分けて米重要指標が発表される。それぞれの注目度も高く、その内容でもある程度上下するだろうが、それよりも重要なのはNYダウの方向性か
▼その他の本日の注目材料や注目点
・米国の主要企業の決算
・金融当局者や要人による発言
・15日に大量の『米国債償還・利払い』が行われた影響
・円以外の通貨に対してドル買い優勢地合いの継続(FOMC後の傾向)
・市場のリスク許容度の方向性(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・円高牽制発言や介入警戒感での反応
・米国の金融政策に対する思惑(低金利長期化懸念、景気先行き懸念など)
・世界的な景気減速懸念
・中国の景気先行きに関する思惑
・欧米が夏休みに入りでの影響(流動性低下など)
・日本がお盆休み明けでの影響(流動性低下など)
8月16日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の発表
▼円以外の通貨に対してドル買い優勢地合いの継続(FOMC後の傾向)
▼市場のリスク許容度の方向性(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
▼米国の金融政策に対する思惑(低金利長期化懸念、景気先行き懸念など)
▼米国の長期金利の動向
▼8月中旬に大量の米国債償還・利払いが行われた影響
▼円高牽制発言や介入警戒感での反応
▼米国の主要企業の決算
▼世界的な景気減速懸念
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧米が夏休みに入りでの影響(流動性低下など)
▼日本がお盆休みでの影響(流動性低下など)
▼中国の景気先行きに関する思惑
▼欧州の財政懸念や信用不安
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8月17日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→ウォルマート・ストアーズ、ホームデポ、その他 | |||||||||||
10:30 | 豪)RBA議事録(8月3日開催分) | ◎ | - | - | |||||||
17:00 | 欧)経常収支 | × | - | -58億 | |||||||
17:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.2% | +0.1% | |||||||
+3.1% | +3.2% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +3.0% | +3.1% | |||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
△ | -0.2% | +0.2% | ||||||||
+4.9% | +5.0% | ||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +4.8% | +5.0% | |||||||||
18:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | 20.0 | 21.2 | |||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | 9.3 | 10.7 | ||||||||
19:00 | 豪)スティーブンスRBA総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
21:30 |
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
A | +0.2% | -0.5% | |||||||
+4.2% | +2.8% | ||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | |||||||||
+1.3% | +1.1% | ||||||||||
米)住宅着工件数 | A | 56.0万件 | 54.9万件 | ||||||||
↑・建設許可件数 | A | 57.9万件 | 58.6万件 | ||||||||
加)国際証券取扱高 | △ | 100.00億 | 231.56億 | ||||||||
加)製造業出荷 | △ | -0.5% | +0.4% | ||||||||
22:00 | 米)ガイトナー財務長官の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 | A | +0.5% | +0.1% | |||||||
米)設備稼働率 | B | 74.5% | 74.1% | ||||||||
25:30 |
米)コチャラコタ:ミネアポリス連銀総裁 の発言 |
B | 要人発言 | ||||||||
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基本休暇モードだが、チャンスがあれば臨機応変に。米国債の償還利払いの影響も気になるところ
ドル買い・ユーロ売り方向ヨリも、基本休暇モード
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