ゴトウ日。『米貿易収支』と『トリシェ総裁のコメント』、そして『G7が明日に控える点』注目！

10日のゴトウ日。
本日発表される米国の経済指標は『貿易収支』の重要度が高い。
ここ2ヶ月のこの指標における為替相場の反応は大きくなっている。
要人発言も複数予定されている。

本日の焦点は、『米貿易収支』と『トリシェECB総裁のコメント』、そして『G7が明日に控える点』にあり。

本日は、英国とユーロ圏、そして南アフリカの政策金利が発表される。
英国は利下げ予想が強く、ユーロ圏は据え置きが濃厚、南アフリカは利上げ予想となっている。

英国の政策金利は利下げされるかどうかも含めてポンド関連に大きな影響を与えるだろう。
ユーロ圏の政策金利は引き続き据え置きされる予定だが、今後の金融政策を見極める上でトリシェ総裁のコメントへの注目度は高い。ユーロが大きく振られ、それにつられて他の通貨も動く可能性も高いと思われる。

また、明日にG7開催を控える点も大きな焦点となっている。週末にむけて、思惑やポジション調整などによる動きに注意したい。


★[[[本日の注目材料]]]
→米国以外
・豪)新規雇用者数＆失業率
・英)貿易収支
・英)BOE政策金利発表
・欧)ECB政策金利発表＆トリシェECB総裁の記者会見
・南ア)SARB政策金利発表
→米国
・米)貿易収支

★[[[今週の為替相場の焦点]]]
・4月1日から発生しているドル買いの傾向
・『ドル売り』・『リスク回避』の動向の再開
・NY株式市場を中心とした金融市場の動向
・FOMC議事録における今後の金融政策への市場の見解
・週末に控えるG7への思惑やポジション調整
・ECB政策金利発表とトリシェ総裁の記者会見
・比較的小粒だが日々発表される米経済指標

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4月10日(木曜日)★今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
・10日ゴトウ日 ・日財務省5年利付国債入札 ・英国・ユーロ圏・南アフリカの政策金利発表日 ・米財務省10年インフレ連動債入札 ・明日からG7が開催
08:50		日)機械受注 [前月比/前年比]	○	-14.0%	+19.6%
				+0.9%	+11.4%
		日)マネーサプライM2+CD	×	+2.4%	+2.3%
		日)経常収支	×	+2兆4650億	+1兆2358億
		日)貿易収支	×	+1兆1100億	+858億
10:30		豪)新規雇用者数	◎	+1.00万人	+3.67万人
		↑・失業率		4.1%	4.0%
17:30		英)貿易収支	○	-75.00億	-75.03億
20:00		英)BOE政策金利発表	◎	25bp利下 5.00％	据え置き 5.25％
20:45		欧)ECB政策金利発表	◎	据え置き 4.00％	据え置き 4.00％
未定		南ア)SARB政策金利発表	◎	50bp利上 11.50％	据え置き 11.00％
21:30		加)国際商品貿易	△	+34億	+33億
21:30		米)新規失業保険申請件数	BB	38.5万件	40.7万件
		米)貿易収支	AA	-575億	-582億
27:00		米)月次財政収支	B	-700億	-1756億
要人発言予定(未確認情報含む)
21:30		欧)トリシェECB総裁◆記者会見
22:30		米)ポールソン：財務長官★講演
26:00		米)バーナンキ：FRB議長★講演【金融安定フォーラム報告】
28:00		加)ロングワース：BOC副総裁☆講演
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

待ちに待っている下落再開なるか？レンジ継続か？ G7前というのが懸念材料だが抜けたら付いていくイメージで。

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ユーロ高けん制が相次ぎ、G7が懸念されても、上を目指すユーロドル。 ただ、やはり、ここから上についていけるかといえば・・少し難しい。 トリシェ総裁のコメントに注視！

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