12月9日(火)◆『米自動車業界救済の行方』と『NY株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米自動車業界救済の行方』と『NY株式市場の動向』にアリ。

米国の経済指標は、「中古住宅販売保留」への注目度が高い。
「中古住宅販売保留」とは、契約は成立しているが所有権の移転が完了していないものを指す。契約完了に至る割合が高いため、住宅指標の先行指標となる。

米国以外では、「ドイツのZEW景況感調査」や「英国の鉱工業生産」が注目されている。
その他、カナダの政策金利が発表される点も重要となるだろう。0.50％の利下げが濃厚視されているが、来週には米FOMCを控えていることもあり、各国の金融政策に対する思惑も噴出しやすい。

昨日の為替相場の大きな変動要因となった「米自動車業界救済の行方」と「NY株式市場の動向」には引き続き注視したい。
先週末から、米国の金融市場は、米自動車業界の政府救済への期待からリスク回避の動向が後退し、巻き返しが起こっている。この動向が継続されるのかどうかが今後の流れを決定する上で重要となりそうだ。

■本日のトレード用のエサ
18時00分：豪)スティーブンスRBA総裁の講演
18時30分：英)鉱工業生産
19時00分：独)ZEW景況感調査
23時30分：NY株式市場オープン
23時00分：加)BOC政策金利発表
24時00分：米)中古住宅販売保留

■今週の焦点
NY株式市場の動向
米国の経済指標
要人のコメント
来週にFOMCを控えてる点や各国の金融政策への思惑
米国の自動車業界の救済に関するニュースや思惑
米国政府による経済や金融に対する施策やオバマ政権への期待
年末相場に向けて徐々に市場参加者が減ってくる点
 

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12月9日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
-
08:50		日)第3四半期GDP【二次速報】 [前期比/前期比年率]	△	-0.2%	-0.1%
				-0.9%	-0.4%
		↑・GDPデフレーター		-1.6%	-1.6%
09:01		英)RICS住宅価格	△	-83%	-82%
09:30		豪)NAB企業信頼感指数	×	-	-29
		豪)NAB企業景況感指数		-	-11
14:00		日)景気動向調査【速報値】 [先行CI指数/一致CI指数]	×	85.0	89.4
				98.1	100.9
15:00		日)工作機械受注【速報値】	×	-	-40.0%
15:45		ス)失業率	×	2.7%	2.5%
16:00		独)貿易収支	×	+140億	+137億
		独)経常収支	×	+140億	+150億
18:00		南ア)第3四半期経常収支	△	-1848億	-1644億
		豪)スティーブンスRBA総裁の講演	◎	要人発言
18:30		英)商品貿易収支	△	-75.00億	-74.82億
		英)鉱工業生産 [前月比/前年比]	◎	-0.5%	-0.2%
				-3.0%	-2.2%
		英)製造業生産高 [前月比/前年比]	△	-0.5%	-0.8%
				-3.2%	-2.3%
		英)DCLG住宅価格	×	-6.5%	-5.1%
19:00		独)ZEW景況感調査	◎	-57.0	-53.5
		欧)ZEW景況感調査	△	-59.0	-54.0
20:00		南ア)製造業生産 [前月比/前年比]	△	+0.4%	-0.6%
				-2.7%	+4.9%
		欧)ビーニ・スマギECB理事の講演	△	要人発言
23:00		加)BOC政策金利発表	◎	50bp利下 1.75%	25bp利下 2.25%
23:30		英)センタンスMPC委員の講演	△	要人発言
24:00		米)中古住宅販売保留	AA	-3.0%	-4.6%
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

NY株式市場の下落開始で、戻り売りヨリ

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NY株式市場の下落開始で、戻り売りヨリ

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