本日の為替相場の焦点は、『ドル売りの流れの行方』と『ベージュブックの内容』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いモノの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・「英)鉱工業生産」
等に注目が集まる。
経済指標以外では、
・「米)地区連銀経済報告(ベージュブック)」
・「米国の週間原油在庫の発表」
・「米国債入札が相次ぐ点(12日3年債、13日10年債、14日30年債)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
経済指標以外では、次回FOMCの叩き台となる「米地区連銀経済報告(ベージュブック)」の内容に注目が集まる。
「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き金融市場の流れを見極める上で最も重要となる。
「原油」や「金」の動向も為替相場に影響を与えやすいため目が離せない。
その他、「週間原油在庫」の発表や今週相次ぐ「米国債入札」の状況にも注意したい。
直近の為替相場では、先週末の米雇用統計発表後からドル売りヨリの流れが継続している。
「ドル売り地合い」の巻き戻しの主因であった「年末要因」や「米雇用統計」を消化し、ここから相場がどこへ向かうのかが、今後の金融市場の行方を見極めるために非常に重要なポイントとなる。
また、昨日の金融市場で、中国による金融引き締めの発表により、株や金、原油などのリスク資産が売られている点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・18時30分:英)鉱工業生産
→ポンド関連にはインパクトが大きい。発表内容に注視。
・28時00分:米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
→FOMCを見極める為に、その内容に注目。よほどのことがない限り、相場はそれほど反応しない可能性が高い。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・米国の週間原油在庫の発表
・米国債入札が相次ぐ点(12日3年債、13日10年債、14日30年債)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、などが中心)
・金融当局者や要人による発言
1月11日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米雇用統計発表明けの各市場の反応
▼米国の株式市場の動向
▼米国の長期金利の動向
▼金価格の動向
▼米国を中心とした主要な経済指標での反応
▼ECB政策金利発表&トリシェ総裁の会見
▼米地区連銀経済報告(ベージュブック)の内容
▼金融当局者や要人による発言
▼原油価格の動向
▼週末に米国が連休入りする点
▼今週相次ぐ米国債入札での反応
▼米国の主要企業の決算発表での反応
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1月13日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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- | |||||||||||
08:50 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
09:00 |
米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁 の講演 |
B | 要人発言 | ||||||||
13:30 | 日)企業倒産件数 | × | - | -11.4% | |||||||
15:00 | 日)工作機械受注【速報値】 | × | - | -8.4% | |||||||
16:45 | 仏)消費者物価指数 | × | +0.8% | +0.4% | |||||||
18:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
◎ | +0.3% | ±0.0% | |||||||
-6.1% | -8.4% | ||||||||||
英)製造業生産高 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | ±0.0% | ||||||||
-5.1% | -7.8% | ||||||||||
21:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +0.5% | |||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +133万 | |||||||
26:30 | 米)エバンズ:シカゴ連銀総裁の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
27:00 | 米)10年債入札(210億ドル) | BB | - | - | |||||||
28:00 | 米)財政収支 | B | -920億 | -518億 | |||||||
米)地区連銀経済報告(ベージュブック) | A | - | - | ||||||||
翌 06:45 |
NZ)住宅建設許可 | ○ | - | +11.7% | |||||||
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下方向の流れに注視。加速チャンスがあればショートで。
ドル売りヨリの流れが継続するかどうかに注視。ドル売り方向への追随が基本。
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