本日の為替相場の焦点は、「米国の経済指標」と「FOMC議事録」、「NY株式市場の動向」にあり。
本日は注目材料が目白押し。
まず、欧州タイムでの「ユーロ圏の消費者物価指数【速報値】」に注目したい。
来週に控えるユーロ圏の政策金利発表への思惑が噴出しやすいだろう。
米国の経済指標は、「ISM非製造業景況指数」と「中古住宅販売保留」への注目度が高い。
「ISM非製造業景況指数」とは、ISM(全米供給管理協会)が実施した非製造業の購買担当役員へのアンケート結果。製造業指数とは違い、歴史は浅いが、近年注目度は増している。
「中古住宅販売保留」とは、契約は成立しているが所有権の移転が完了していないものを指す。契約完了に至る割合が高いため、住宅指標の先行指標となる。
また、本日は「12月15日・16日分のFOMC議事録」も公表され、大きな注目を集めている。
前回FOMCでの大幅利下げ決定に至る内幕を確認したいところ。次回FOMCが1月28日に控える事もあり、今後の米国の金融政策に対する思惑も発生しやすい。
更には、昨日マイナスで終了し、長い間為替相場に大きな影響を与え続けている「NY株式市場の動向」にも注意したい。
年明けからの為替相場はドル買いヨリの流れとなっており、コレがどこまで継続するのかも焦点となっている。
■本日のトレード用のエサ
18時30分:英)サービス業PMI
19時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
23時30分:NY株式市場オープン
24時00分:米)中古住宅販売保留
24時00分:米)ISM非製造業景況指数
28時00分:FOMC議事録公表(12月15・16日分)
1月5日からの週の為替相場の焦点は以下の6点。
▼NY株式市場の動向
▼年明け要因による動向
▼オバマ政権への期待や米国政府による各種施策
▼米国の経済指標
▼金融当局者や要人による発言
▼米自動車業界救済の行方
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1月6日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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- | |||||||||||
08:50 | 日)マネタリーベース | × | - | +1.9% | |||||||
16:00 |
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
○ | -1.5% | -0.4% | |||||||
-14.6% | -13.9% | ||||||||||
17:55 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 46.4 | 46.4 | |||||||
18:00 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 42.0 | 42.0 | |||||||
欧)総合PMI【確報値】 | × | 38.3 | 38.3 | ||||||||
18:30 | 英)サービス業PMI | ◎ | 39.0 | 40.1 | |||||||
19:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ◎ | +1.8% | +2.1% | |||||||
22:30 | 加)鉱工業製品価格 | × | -1.0% | ±0.0% | |||||||
加)原料価格指数 | △ | -9.0% | -12.5% | ||||||||
24:00 | 米)中古住宅販売保留 | AA | -1.0% | -0.7% | |||||||
米)ISM非製造業景況指数 | AA | 37.0 | 37.3 | ||||||||
米)製造業受注指数 | BB | -2.3% | -5.1% | ||||||||
28:00 | 米)FOMC議事録公表(12月15・16日分) | S | - | - | |||||||
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もうしばらくはドル買いヨリのスタンスで。
もうしばらくはドル買いヨリのスタンスで。
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