『NY株式市場や原油価格の動向』と『第2四半期GDP【改定値】』に注目！

昨日の金融市場は、原油価格が3日連続で上昇、NY株式市場が続騰。株高や米国の経済指標の良い結果から小幅ながらもドル買いが継続した。

本日の焦点は、『NY株式市場や原油価格の動向』と『第2四半期GDP【改定値】』にあり。

本日の米国の経済指標では「第2四半期GDP【改定値】」への注目度が高い。
「第2四半期GDP【改定値】」とは、米国内で新たに生産された財やサービスの付加価値の総額で、経済成長や景気動向を総合的に判断でき、中長期的な景気動向をつかみやすい。四半期ごとの数字だが、速報値→改定値→確定値と3回発表されるため毎月発表され、速報値だけでなく、改定値や確定値も発表時のインパクトが大きい。

その他、昨日はあまり話題にならなかったが、「グルジア問題」や「金融機関の損失拡大」のニュースにも気をつけたい。
「原油価格やNY株式市場の動向」も引き続き重要な監視対象となる。為替相場との相関性が高まっている今、その動向には米国の経済指標以上に注視すべきと考える。

明日も注目度の高い米国の経済指標が予定されている。9月1日米国がレイバーデーのため、連休前となる週末への動向も気になるところ。
ポジション調整などをキッカケに大きな動きになる可能性もある。

本日の注目材料
→米国以外
▼南ア)生産者物価指数
→米国
▼米)第2四半期GDP【改定値】

今週の為替相場の焦点
・ドル買いやドル売りの傾向
・金融不安に通じる材料への反応
・米国の経済指標
・NY株式市場や原油価格の動向
・ドイツのIFO景況指数
・米国がレイバーデーを控え、今週末が連休前となる点
・グルジア問題

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今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
・米財務省5年債入札
09:00		豪)コンファレンスボード景気先行指数	×	-	-0.1%
15:00		英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比]	×	-1.5%	-1.7%
				-9.6%	-8.1%
16:55		独)失業者数	△	-1.0万人	-2.0万人
		↑・失業率		7.8%	7.8%
17:00		欧)マネーサプライM3【季調済】	△	+9.0%	+9.5%
18:00		欧)消費者信頼感	×	-20	-20
18:30		南ア)生産者物価指数	○	+17.5%	+16.8%
21:30		加)第2四半期経常収支	△	+80億	+56億
21:30		米)第2四半期GDP【改定値】	AA	+2.7%	+1.9%
		↑・個人消費		+1.6%	+1.5%
		↑・GDPデフレーター		+1.1%	+1.1%
		↑・PCEコアデフレーター		+2.1%	+2.1%
		米)新規失業保険申請件数	BB	42.5万件	43.2万件
要人発言予定
10:30		日)須田日銀審議委員■あいさつ[石川県金融経済懇談会]
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

原油価格→上昇＆NYダウ→上昇。 米耐久財受注が市場予想を上回り、ドル買い。 株高もあり、ドル買い・ユーロ売りの傾向はそれほど強くないながらも継続。円は信用不安が後退か？売られ気味。 →7月第3週のFRB議長の議会証言及びFOMC議事録公表後から株高＆ドル高地合いに。 →8月5日のFOMC後にドル買いが加速し、8月7日のトリシェ総裁コメント後にユーロ売りが加速。 →ドル買いだけではなく、ユーロをはじめとした他の通貨の売りも強い。 →原油価格やNY株式市場に影響を受けやすい地合いが継続。 →金融不安が再燃する中、株式や原油の影響が大きく振り回され気味。 原油価格→[下落・調整継続→ドル買い][反発・上昇→ドル売り] 株式市場→[上昇→ドル買い][下落→ドル売り] となりやすい地合い。 それほど強くないながらも【ドル買い・ユーロ売り】のスタンスを継続。金融不安などが高まれば、【円買い】方向にも気にしたい。 9月1日米国がレイバーデーのため、連休前となる週末への動向が気になるところ。

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それほど強くないながらも【ドル買い・ユーロ売り】のスタンスを継続。金融不安などが高まれば、【円買い】方向にも気にしたい。 9月1日米国がレイバーデーのため、連休前となる週末への動向が気になるところ。

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