9月16日(木)■『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『ドル売り優勢地合い』と『日本政府・日銀による為替介入』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『ドル売り優勢地合い』と『日本政府・日銀による為替介入』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)生産者物価指数＆【コア】」
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)第2四半期経常収支」
・「米)対米証券投資【ネット長期フロー】＆【ネットフロー合計】」
・「米)フィラデルフィア連銀景況指数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「英)失業率＆失業保険申請件数」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「NZ)RBNZ政策金利＆声明発表」
・「ス)SNB政策金利＆声明発表」
・「米)ガイトナー財務長官の議会証言」
・「米)ガイトナー財務長官の発言」
・「日本政府・日銀による介入での変動や円高牽制発言や介入警戒感での反応」
・「今週に入って加速しているドル売り優勢地合いの行方」
・「金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)」
・「欧州の財政懸念や信用不安」
・「世界的な景気先行き懸念」
・「金融当局者や要人による発言」
・「21日に『FOMC政策金利＆声明発表』を控える」
などの要因に注意したい。

★★★

本日の「米国の経済指標」は、「生産者物価指数＆【コア】」と「週間新規失業保険申請件数」及び「フィラデルフィア連銀景況指数」がメイン。
その他、「第2四半期経常収支」や「対米証券投資【ネット長期フロー】」にも注目が集まる。

また、「RBNZ政策金利＆声明発表」と「SNB政策金利＆声明発表」も行われる予定。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。

直近の為替相場は、引き続き「米国の株式市場が主導する金融市場のリスク許容度」が大きな影響力を持っている他、今週に入って加速している「ドル売り優勢地合い」や、昨日、6年半ぶりに実施された「日本政府・日銀介入での変動」も為替相場の流れを見極める上で非常に重要となる。

更には、来週21日に「FOMC」を控えることから、米国の「金融政策(追加金融緩和策実施など)」や「景気先行き」に対する思惑などにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・06時00分：NZ)RBNZ政策金利＆声明発表

・17時30分：英)小売売上高
→結果でのインパクトが大きい

・21時00分：ス)SNB政策金利＆声明発表

・21時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分：米)第2四半期経常収支
・22時00分：米)対米証券投資【ネット長期フロー】＆【ネットフロー合計】
・23時00分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
→3つの時間に5種類の経済指標。それぞれの結果とその反応で上手く利益化したいところ。ドル売り優勢地合い＋日本政府日銀介入の影響を加味して取引すべき

・23時00分：米)ガイトナー財務長官の議会証言
→人民元に言及される？言及の内容次第

・27時00分：米)ガイトナー財務長官の発言

▼その他の本日の注目材料や注目点
・日本政府・日銀介入での変動や円高牽制発言や介入警戒感での反応
・今週に入って加速しているドル売り優勢地合いの行方
・金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
・欧州の財政懸念や信用不安
・世界的な景気先行き懸念
・金融当局者や要人による発言
・21日に『FOMC政策金利＆声明発表』を控える


9月13日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の発表
▼金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
▼21日にFOMC政策金利＆声明発表を控える点
▼米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
▼円高牽制発言や介入警戒感での反応
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼金融当局者や要人による発言
▼民主党の代表選挙への思惑と結果を受けての反応
▼世界的な景気先行き懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼20日が日本の祝日で、今週末に連休入りする点

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9月16日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・非公式欧州理事会(EU首脳会議) ・米国の主要企業の決算発表
06:00		NZ)RBNZ政策金利＆声明発表	◎	3.00% 据え置き	25bp 利上げ 3.00%
07:30		NZ)企業景況感	△	-	49.9
08:50		日)第三次産業活動指数	△	+0.7%	-0.1%
15:00		日)白川日銀総裁の発言	△	要人発言
16:15		ス)第2四半期鉱工業生産 [前期比/前年比]	△	+6.1%	-7.8%
				+8.0%	+5.3%
17:30		英)小売売上高 [前月比/前年比]	◎	+0.2%	+0.9%
				+2.8%	+2.4%
18:00		欧)貿易収支	×	+13億	+24億
21:00		ス)SNB政策金利＆声明発表	◎	0.25% 据え置き	0.25% 据え置き
21:30		米)生産者物価指数 [前月比/前年比]	AA	+0.3%	+0.2%
				+3.0%	+4.2%
		米)生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	+0.3%
				+1.3%	+1.5%
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	45.8万件	45.1万件
		米)第2四半期経常収支	BB	-1250億	-1090億
22:00		米)対米証券投資【ネット長期フロー】	A	+475億	+444億
		↑・【ネットフロー合計】		-	-67億
23:00		米)フィラデルフィア連銀景況指数	AA	+0.3	-7.7
		米)ガイトナー財務長官の議会証言	BB	要人発言
27:00		米)ガイトナー財務長官の発言	BB	要人発言
27:45		英)ポーゼンMPC委員の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

日本政府・日銀介入に便乗。上昇時に追随。米国の経済指標発表時の変動も狙う

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ドル売り継続なるか。NYタイムでの流れや米指標、NYダウによる影響での変動狙い

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