昨日はユーロ円をショート攻めしたと思っていた。戻り売りの姿勢を保って、ちょっと値上がりするのを期待していたのだが、132円台には到達せず。131.85くらいまでが最大の戻しであった。
そこで欧州序盤で131.65で売ってしまい、131.90でストップロスを置いて様子を見ることにした。自分が売りたいときには上がらないのに、ショートに構えたら速攻でストップアウトしてしまうかもといった悲観的なビューが一瞬、目に浮かんだ。
ユーロ円は欧州時間を通じても軟調で、131.50を下回ってきても大きなビッドに出会わないようであった。ニューヨーク序盤で131.30あたりまで突っ込んだ、これは指標の発表によるもの。すぐにショートカバーに向かったので、これを契機に私も買い戻してポジションをクローズした。
米国株は史上最高値圏にいるものの、1日の値動きとしては実に乏しい状態が続いている。一段高して、さらに買いでついて行こうという気合いが感じられないのだ。だから最高値を更新しても、ほんのわずかだけ。それが連日で繰り返されている。米国株の短期のボラティリティも極端に下がってきており、価格変動のリスクを感じていないことが市場からもわかる。
今週末にはアメリカの雇用統計があり、それが大きな材料も目されているが、やはり9月までの失業保険の上積み給付問題もあって、出てきたデータを額面通りに受け取れない状況が続くのだろう。それゆえますます相場の膠着感が強まっている。
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