それまでユーロドルはズリズリと下げてきていて、ずっと1.26台をいつ割れるかという状態が続いていたのに、反対に1.27台を伺う勢いを見せた。ところが30分もするとすべてが逆回転してきた。とくにユーロドルはひどくて、みるみる1.26台の前半に落ち込んできたかと思うと、ホントに今度は1.25台にダイブしていくことに。
ユーロ円は118円台ミドルから116円台のミドルのレンジはまり込んでいたので、私は118円台で売ろうなどとのんびり考えていたが、すっかり手が出せなくなった。その後は大したイベントもなく、米国市場に入ってもあまり米国株も動かない。株価の動きにつられやすいユーロ円も116円台ミドルで一進一退の動き。せめてレンジブレークでのユーロ円ショートでみていたが、動きそうもないので私は何もしなかった。朝見てみるとニューヨーク市場の後半になって、リスク回避の方向に大きく動いていた。ユーロ円も本日の朝方には115円台に落ち込んできていた。
それにしても先週の米国市場での株価急落は、最初は誤発注のせいにされ、次には先物市場が、コンピュータがといろいろに犯人探し状態になっている。もしも株式市場がイケイケの時であれば、これは買い場だ!というようにすかさず上がって、そんな事をモノともしないはずだ。逆に金価格が最高値を更新するなど、金利すらつかない現物資産にお金が流れている。リスク回避の動きが本格化することがみな怖い状況でもある。
今晩のアメリカの小売売上高が出る。昨日も小売セクターへの懸念がリスク回避の方向へ引っ張った面もある。最近は東京市場の終盤でユーロやポンドが跳ねるというパターンが続いていたので、そのタイミングを狙って116.80でユーロ円のショートをつくってみた。21時半まではゆっくりするつもりだったのに、、、。
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