昨日の欧州市場では、アジア市場でリスクテークの動きとなったムードの良さをキープすることはでなかった。ドル円は東京市場のランチタイムには91円台後半、ユーロドルは1.19台後半まで戻して、欧州時間のスタートこそは、ドル円91円台ミドル、ユーロドルも1.19台のミドルで値を保っていた。しかしほどなく、ユーロドルは1.19ちょうど付近まで滑り落ちてきた。
 ユーロドルが1.19台の大台を割れて、月曜日の東京時間でつけた1.1875という安値を下回ってくると、かなりムードが悪くなっていくことになりそうだ。格付け機関からイギリスの財政赤字を不安視するような話しが伝わってきていた。当然のように、連想的にユーロ売りを助長していた。しかしポンドドルは下落したものの、5月の安値である1.42台に目指すほどでもなく、1.43台後半には踏みとどまっていた。その後に予定されるイベントもほとんどなく、マーケットは基本的に米国市場を待っていた。
 
 ニューヨーク勢が参入してくると、米国株は前日比でプラスマイナスゼロの攻防となった。注目のユーロドルを見てみると、結構しっかりと1.19台前半をキープしていた。とにかくユーロは売られる一方なので、弾みがつけば反発の勢いがでる素地はある。ユーロドルはロスカットレベルを月曜日の安値をメドにすれば、近めに置ける。ちょっとだけスケベ根性を出してロングにしてみることにした。
 またしてもこんな際どいところで逆張っているというのも、なんだか因果な性分だと思いつつ損切りを1.1870にして、スモールポーションでユーロドルをロング(@1.1920)にしてみた。ただなんといっても私もユーロには基本がベアスタンスである。ユーロロングのポジションを持って下手に相場を見ていると、思わず余計なことをしそうな気がした。そこで今週の高値付近である1.1990に利食いを置いて、もう相場は見ないことにした。
 どうなっているかと、恐る恐る朝になってからポジションを確認してみた。なんとビックリ、利食いがついてポジションはなくなっていた。ユーロドルは1.20台前半もつけていたようだ。しかしユーロドルはたったの100ポイントしか動かなかったことになる。私は損切り50ポイントだから、まあ利食いも70ポイントでもいいかと、ちょっと投げやりな置き方をしたが、ユーロドルの値動きがからすればとってもちゃちなトレードだった(笑)。
 今晩は要人発言が多くあるが、バーナンキ議長についてはさほど注目されていない。しかしEUのウェーバー総裁については、かなりドイツ寄りの立場である。このためユーロに対してネガティブな材料が出てくるかもしれないので、21時台は注目しておく必要がありそうだ。そして日本時間の明け方まえにベージュブックも出る。ベージュブックの内容は気にしておいたほうがよいが、これで金融政策が動くはずもない。
欧州序盤のリスク回避のムードに押されているが、したがってやはりニューヨークオープンで払しょくできるかどうかが重要になってくるだろう。ユーロドルは1.18台後半から1.20代前半のあいだで小康状態を保っている。どちらに動くのかが、当面のマーケットのムードを決めるような気がする。
日本時間 19時00分
欧州序盤のリスク回避のムードに押されているが、したがってやはりニューヨークオープンで払しょくできるかどうかが重要になってくるだろう。ユーロドルは1.18台後半から1.20代前半のあいだで小康状態を保っている。どちらに動くのかが、当面のマーケットのムードを決めるような気がする。
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