本日の為替相場の焦点は、『日銀の指値オペによって発生した日本円売りの流れの行方』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『月末・四半期末・年度末要因(3月月末間近)』にあり。
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3月29日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・3月月末間近(3月31日が3月月末での最後の営業日、月末・四半期末・年度末要因) ・30日(水)→米国のADP全国雇用者数、米国の四半期GDP【確報値】 ・1日(金)→米国の雇用統計、米国のISM製造業指数 |
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08:30 | 日)失業率 |
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2.8% | 2.8% | |
↑・有効求人倍率 | 1.20 | 1.20 | |||
08:50 | 日)BOJ主な意見公表(3月17日・18日開催分) |
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- | - | |
09:30 | 豪)小売売上高 |
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+1.0% | +1.8% | |
15:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 |
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-14.0 | -8.1 | |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
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+1.8% | +4.3% | ||
+26.9% | +26.9% | ||||
15:45 | 仏)消費者信頼感指数 |
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94 | 98 | |
17:30 | 英)住宅ローン承認件数 |
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74.7千件 | 74.0千件 | |
英)消費者信用残高 |
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+9億 | +6億 | ||
英)住宅証券融資高 |
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- | +59億 | ||
英)マネーサプライM4 [前月比/前年比] |
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- | +0.1% | ||
- | +5.7% | ||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
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+1.50% | +1.46% | |
+18.55% | +18.56% | ||||
米)住宅価格指数 |
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+1.2% | +1.2% | ||
米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 |
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107.0 | 110.5 | |
米)JOLT労働調査 |
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11000 千件 |
11263 千件 |
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23:45 | 米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | ||
25:30 | ス)ツアブリュックSNB副総裁の発言 |
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要人発言 | ||
26:00 | 米)7年債入札 |
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470億ドル | ||
翌 06:45 |
NZ)住宅建設許可 |
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- | -9.2% |
米国の経済指標及びイベントは、
・22時00分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言(投票権あり)
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・23時45分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言(投票権あり)
・26時00分:米)7年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)BOJ主な意見公表(3月17日・18日開催分)
・09時30分:豪)小売売上高
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・3月月末間近(3月31日が3月月末での最後の営業日、月末・四半期末・年度末要因)
・30日(水)→米国のADP全国雇用者数、米国の四半期GDP【確報値】
・1日(金)→米国の雇用統計、米国のISM製造業指数
・今週→主要国の金融政策の発表や議事録の公表の予定はない
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(2年債&5年債→28日、7年債→29日)
・ウクライナ情勢(地政学リスク)
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の国債市場と長期金利
・日銀の指値オペ(28日に指値オペを実施→29日以降3日間にわたって制度の導入以来初めての連続指値オペを実施予定)
・米国の金融政策(3月16日に金融政策発表を消化済み、インフレや利上げ開始時期、利上げ回数、QT開始時期への思惑が高まる、ウクライナ情勢での影響も)
・米ドルと日本円、ユーロの方向性
・金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言に大きな注目が集まる、今週もFRB高官の発言多数あり)
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・原油と金を中心とした商品市場
・注目度の高い米国の経済指標の発表(米国中心、今週は週末に米雇用統計と米ISM製造業指数を中心に注目経済指標多い)
・日本の金融政策(3月18日に金融政策発表を消化済み、指値オペなどにも注目が集まる)
・バイデン米大統領の発言
・欧州の金融政策(3月10日に金融政策発表を消化済み)
・新型コロナウイルスの感染状況(新たに発見された変異株の感染拡大や懸念など)
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、消費者信頼感指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、7年債の入札の他、ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言(投票権あり)やハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言(投票権あり)が予定されている。
週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、日銀による指値オペが行われた事で日本円売りの流れが加速。そこに米ドル買い及びユーロ買いの流れも優勢となって、ドル円は一時125円乗せ→一旦の天井をつけるもその後大きく上下し、ユーロドルは1.09半ばから1.09後半でレンジで推移している。
本日は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と米ドル・日本円・ユーロの方向性、ウクライナ情勢が重要となる。
その他、米国の金融政策への思惑、日銀の指値オペ(28日に実施→29日以降3日間も実施予定)、金融当局者や要人による発言、金融市場のリスク許容度、原油と金を中心とした商品市場、日本の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、月末・四半期末・年度末要因(3月月末間近)などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)小売売上高
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・22時00分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言(投票権あり)
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・23時45分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言(投票権あり)
・26時00分:米)7年債入札
→ウクライナの話題にも反応しなくなってきた
一番の注目は米国の金融政策だが、
3月月末間近であり、月末・四半期末・年度末要因も重要となる
その他、日銀の指値オペの影響で、日本円売りの流れの継続・加速も大きな焦点だ
■3月28日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週→主要国の金融政策の発表や議事録の公表の予定はない
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(2年債&5年債→28日、7年債→29日)
▼30日(水)→米国のADP全国雇用者数、米国の四半期GDP【確報値】
▼3月月末・四半期末・年度末要因
▼4月月初め・四半期初め・年度初め要因
▼1日(金)→米国の雇用統計、米国のISM製造業指数
▼ウクライナ情勢(地政学リスク)
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策(3月16日に金融政策発表を消化済み、インフレや利上げ開始時期、利上げ回数、QT開始時期への思惑が高まる、ウクライナ情勢での影響も)
▼米ドルと日本円、ユーロの方向性
▼金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言に大きな注目が集まる、今週もFRB高官の発言多数あり)
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国中心、今週は週末に米雇用統計と米ISM製造業指数を中心に注目経済指標多い)
▼バイデン米大統領の発言
▼欧州の金融政策(3月10日に金融政策発表を消化済み)
▼日本の金融政策(3月18日に金融政策発表を消化済み、指値オペなどにも注目が集まる)
▼新型コロナウイルスの感染状況(新たに発見された変異株の感染拡大や懸念など)
押し目狙い
ドル円やクロス円をメインに
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)